火曜日は一週間に一回の単独研究室で昼から集まる日で,数週間前からdeep learningの本の輪読会を持ち回りで行っている. ここで読んでいる本は,DLで有名な海外の先生が執筆したものを東大の学生が翻訳したものを使用しているわけだが, とにかくこの翻訳のクオリティが低くて知っている内容が余計にわからなくなるような仕上がりになっている. 英語版が幸いにも無料で公開されているので自分の回に関してはそれを読んで理解したわけだが, 他の人たちはもちろん日本語版を読んで発表の準備をしてくる.

この結果何が発生するかと言うと,発表者が何を行っているのか自分でも理解できていない状態. 結果として,もちろん聞いている側も全くわからずに,時間だけ消費して何をしているのか理解できないといことを2h近く行うということになる.

輪読が開始した初回から自分を含め何人かの学生はこの意味不明さに気づいたのか,内職をしているっぽい人らが要るわけだが, 10人前後の集まりで数人が注意を全く払っていなかったらそれは当然謎の雰囲気になる.

まあ自分としては論文を読む時間としていい感じに確保できているのでいいが,他の人らはどんな気持ちで過ごしているのだろうか.