自粛生活の自由課題として,テーマを決めて,それに沿った本を読んでまとめて見たりしている. 前回は「税」というテーマにおいて,脱税の歴史についての本を読んで,税金徴収人になり,市民から不当に税金を集めると最強になれることを学んだ.

第 2 回のテーマは,「建築」になったので,迷宮学に関しての本を買ってみた. 小学生とかの時に読んだミノタウロスの神話をなぜか今でも鮮明に覚えているので,この本を見つけてすぐ気になった. まだ読み始めて数十ページなのだが,やはり古代クレタの迷宮神話は「迷宮学」の中でも基本の話のようで,その話から始まった.

この神話は,研究者の間では実際にその時代に起こっていたことをベースにして作られたもののようであるという説があるらしい,というのは非常に興味深い. この迷宮も多くの学者の説では実在したものであり,その場所の推定も進んでいるみたいなのだが,全然見つからないってのもロマンがある.