KPI に関しての調査 1 日目.

とりあえず,KPI の定義,歴史について調べていくか.

まあ最初は wikipedia から. key performance indicator の頭文字をとったもので,パフォーマンスの測りの一つであるらしい.

他にもありそうな表記なので,リンクを踏んでみると,Balanced scorecard なるものが出てくる. これは後でもう少し見てみるということで,KPI の定義を見る.

KPIs evaluate the success of an organization or of a particular activity (such as projects, programs, products and other initiatives) in which it engages.

と書いてある. 割とサービスの成長の文脈で語られることがあるが,もっと広い場所で使われているような表現だな. まあ,確かにパフォーマンスを図りたい場所,ってのはサービスだけではなくて,団体とかでも必要な場面はありそう.

もう一つ自分の勝手な理解と違うところがあった. これまでは KPI は厳密に数値で定義できる定量的なもの (Quantitative) しか扱わないのかと思っていたが,wikipedia によると定性的なもの (Qualitative) も対象にするらしい.

次に,歴史について調べてみる. この記事 がわかりやすい. ここで驚くのが,KPI の前に,この手の指標が二つもあるってこと.1967 年から MBO なるものがあって,1981 には S.M.A.R.T. というのがある.

簡単にそれぞれ見てみると,MBO は management by objectives の頭文字で,マネージャーと部下がプロジェクトにおける目標群を同意のもとに設定し,それを達成するアクションを 系列順に定めるというのが基本のフレームワークのよう. よくわからんが,時代的に,マネージャーと部下が一緒に座って設定をするってことが新しかったりしたのだろうか. KPI のようにパフォーマンスを測ることに焦点を置いたものではなさそう.

次の,SMART は Specific, Measurable, Achievable (or Attainable), Realistic, and Timeliness の頭文字のよう. これだけみると,MBO と同様に実行すべきアクションを設定するための指針のようにみえる.

で,順番的には KPI がくる. で,これも勘違いしていたのだが,OKR (Objectives and Key Results) は,KPI の後続のものとしても言及されるっぽい. 自分はてっきり対象としているものが違うと思っていた.

ここまで来たところで,後 2 分. こう実際に調べる作業を入れると結構キチキチだな.表層的なことをさらうことしかできなかった.

最後に少し日記的なことを書いてみると,今日は自分が飲んだ水の量を計測してみた. 21 時時点で,2.4 L 飲んでいる.多いのか少ないのかわからないが,十分すぎるくらい飲んでいるのではないだろうか.