あるモノのクオリティーに関しての自分の最低基準のことを “アンカー” と呼んだりすることがあるらしい. そして,このアンカーを一度上げてしまうと,それを下げる,下に戻すことは非常に困難であることが知られている. 例えば,iphone se を使っている人が,より大画面でカメラも高性能な iphone 11 pro とかに乗り換えると, 次回携帯を新調する時に元々 iphone se で全く問題なかったのに 11 pro クラスの性能を持っていないと満足できないということがある.

つまりアンカーをあげる時には注意してあげようということ. 下げる努力をしても良いが,経験的に多くの人にはそれは難しい.なのでそもそもできるだけ上げずにいきたい.

なぜこんなことを書いているのかわからないがふと思ったので.

夜には大学の研究室の 2 つほど上の先輩と zoom 飲み会 (アルコール無し) をした. 自分と似たタイプの人で先陣を切って社会を経験してくれているのでいろいろな知見を共有してもらって非常に有意義な時間だった. 最近お互いにやっている研究活動の話や,投稿された論文,実装に関しての知識の共有もできて楽しかった. ぜひ今後もちょくちょく話したいが,人生的に進捗をどんどん出すタイプの先輩なので忙しそうだな.