昨晩うまく寝付けなかったので前から気になっていた「限りなく透明に近いブルー」を kindle で購入して読み始めてみた.村上龍作品は初めてだったし本書の内容もまったくこれまで知らなかった. 結論から寝れない夜に読む本の選択としては完全に失敗だった.逆に目が覚めて全然眠くならないし,入眠してからも何度も目が覚めたのはこの本を読んでいたせいだと思う.
ショッキングではあるものも,内容は非常に読みやすくこれまで目にしたことのない非自然な書体だが,不思議とすらすらと読める.先が気になるような内容ではないのだが,謎に引き込まれて気づいたら一時間近く時間が過ぎていた.ここまで時間の感覚が薄くなる読書は久しぶり.
朝起きてから wikipedia で少し調べてみたところ,これは村上自身の経験に基づいている可能性がある?(主人公の名前もリュウ)とありびっくりしている.本当にこんな生活をしていた時期があったのか?
何はともあれ小説を久しぶりに手に取れたのは良かった.たまに寝れない夜があるのでその時のために一冊は小説を常に用意しておこう.
この本じゃ寝れなかったという話を読書好きにしてみたところ,なんらかの事情という本を勧められたので次はこれを読むことにしよう.
AAAI 2021 に採択されたらしい,UNICORN on RAINBOW: A Universal Commonsense Reasoning Model on a New Multitask Benchmark を朝読んでいた. GLUE もそうなのだが,既存のデータセットをまとめて新データセット?とすることにどんな価値があるのかいまいち理解できていない. それらの組み合わせが有効である定量的な理由が示されていれば大きな価値はある気はするが.
そういえばフリーター2年目に突入した. ちょうどバイトに入っていて,新卒入社の方らのウェルカムがあったので切り替えに気づくことができた.もう一年経ったのか.だいぶ早かった.
客観的にみたら明示的に独自の活動をしていないがバイトで食いつないでいる意識低い夢追いバンドマン,みたいな感じになっている気がするのだが,個人的には学びが多い一年であった.経験と内容が違うので一概に言えないのだが修士一年目よりは明示的に新しくできるようになったことは増えた気がする.
この一年に関しては少し時間をとって振り返りたいので別途記事を書こうと思う.ひたすらだらだらとしたやつを.