昨日から ACL 2022 論文を読み始めている。主に要約系のものを当然まず読んでいる。 やはり大きなトレンドとしてはいつもと同じで、長い文書にいい感じに attention 当てたいとかって感じ。

Faithful or Extractive? On Mitigating the Faithfulness-Abstractiveness Trade-off in Abstractive Summarization

これは分析対象が自分も気になっていたことなので面白かった。最近の faithful をます要約システム系はより extractive になっているってのを定量的に示している。 だが、後半で、extractive ではなく、abstractive に生成しようと頑張ろうとしているのだが、既に faithful なのだとしたら、なんでわざわざ abstractive にしていきたいのかはよく分からない。いくつか、abstractive ならではの強みはあるのだが、特にそれは言及されていなかった。要約の長さを調整できるのは abstractive の強みであったりするのだが。