朝イチのミーティングはこれまでは家から参加してたのだが、今日はそれ以降も日程が詰まっていたので、普段よりも早く家を出てラボから参加した。 その結果、朝の準備の時間が普段よりも短かったのだが、掃除ルーティーンは継続することはできた。 達成することが目標となっているので精度は少し低かった気がするが、次回、洗面所掃除の回がきた時にしっかりやることにする。
査読に出していた論文に対しての、メタレビューが帰ってきていた。 各レビュワーのネガティブなコメントは勘違いに基づいたものだったので、それを解消するようにレスポンスしたつもりだったが、メタレビュアーのコメントを見るにそれには目を通してくれていないみたいだった。 “レビュワーのコメントを修正する必要がある” とだけ抱えれており、時間をかけてボスと書いたレスポンスを多少は考慮してくれると思っていたので残念である。 この論文自体は、多少テキストを修正して再度レビューに出すことができるので、結果は残念だが、そこまで悪い気はしない。
が、アカデミアでの研究の根幹にあるはずのレビューシステムが期待通り機能していないことを体感で知ってしまったのは少し考えることがある。 直接的に価値を出すことができる企業での研究と違い、大学での論文を通しての研究は、査読システムを利用することでその信憑性を付加価値として提供していると思っていた、本来そうあるべきであるはず、なのだが、 それが機能していないとなると、大学でアプリケーションをあまり考えない研究することにどれだけ価値があるのかは怪しい。 この問題に対して自分なりの正当化ができないと、博士を終えたとして、現段階でどうしたいかは全然考えていないが、少なくとも自信を持ってアカデミアに残る選択肢を取ることはできないだろう。