30 min プロジェクト,kpi 編 第 5 回.

前回まででKPI の基本的な知識は獲得したつもりなので,今回は実践編として,お題を設定しそれに沿った KPI を設定してみた. ノートの方にいろいろ書いてしまったのでここは,ざっくりとしたまとめだけ.

KGI: 学会に投稿する論文数の最大化

正直,論文数よりも質の方が大事だと思うし,自分の論文では名のある会議でも面白味の全然ない論文がたくさんあり, これを最大化することで研究コミュニティへの貢献があるのかというところには疑問が残る. が,来年から博士を開始するにあたり,卒業し dr としてのライセンスをもらうには大学が規定する分だけの publication を作らなければならない. ruder 氏の post にも,卒業のためのプロジェクトと自分の純粋な興味を満たすための 野心的なプロジェクトを進めれるといいね,と書いてあるので,publication 数を確保することは,博士課程の学生として狙っておいていいのではと思う. また,投稿する学会のレベル等も考慮すべきだと思うが,今回の考察ではそれは飛ばしてしまう.

これを達成するために必要な要素 (CSF): 研究 proposal を書く

ここでの proposal とは,奨学金の申請書につけるようなガッツリとしたものではない.あまりガッツリ書きすぎると時間を取られ過ぎてしまい, モニタリングのリアルてタイミング性が損なわれてしまい,KPI としての 使いやすさ を満たさなくなる.

KPI: 2w で書いた proposal の本数

大学院での研究生活で 2 年かけて学んだのだが,読んだ論文の本数を KPI にするのは,少なくとも自分にとっては非常に危険. 論文読むのは非常に楽しいし,たくさん読むと研究をやった気になる. このせいで自分は論文読み続けて,その再現実装をしたりして,気付いたら自分の研究はほとんどせずに大学院が終了した感じ. もちろん,得た知識は多かったし,それが博士の進学先を見つけるのに貢献したとは思うが,ちゃんとした結果を出せなかったのは非常によくない.

問題点

いくつかあるのだが,この時点で 30min を大きく過ぎているので次回に持ち越し.