今日もいつも通り早めに起床.そこで思い出したのが昨晩のドイツ語 15 min 学習を忘れていた.まだ習慣になっていないな.
昨日割と歩いたので今日の朝散歩は休み.情けないことにまだ先週土曜日からの足の痛みを引きずっている. サッカーを現役でやっていた時は,足を痛めてもそのまま運動を続けれたし,休んだとしても数日の休憩で治っていたのが信じられない. 今思えば真夏の昼間に外でひたすら走り回っていたのもいかれていたとしか思えないな.
昨晩から仕組み上発生してしまう悪について考えている. 例えば,会社に部下からひたすら嫌われているボスがいたとする.そのボスは周囲の人を不快にする言動が多く,さらには仕事においても周りが満足するような結果を出していない. 健全な仕組みが回っている集団であれば,部下からの報告や仕事を評価する仕組みによってそのボスは何かしらの対応を迫られるだろう. しかし,前からだったが,このコロナを受けてからも,実は会社内の多くの人間が実は大した仕事をしていなかった,とか社内政治力だけで生き残っている嫌なボスがいるという話をニュース等でよく目にする. ぱっと見これは嫌な上司が悪い気がするのだが,制度的にそれでも十分生き残れてしまうのならば,人間は基本的に楽な方向に流れるので,局所最適解的に悪い上司になって仕方がないとも思う. この仕組みのねじれのようなものは多くの場所で発生していて,不幸な人たちをたくさん産んでしまっている気がするな. 終身雇用の解消とかで会社に関しては少しずつ改善していったりするのだろうか.
昼間はバイトをして,夜から先輩との定例. 少しフロントエンドで問題に遭遇していたが相談したら解決策が見つかったのでよかった.早めに重要事項が片付いたので残りは 2h 以上雑談をしていた. XAI,説明可能なAI の話は面白かった. 説明を何かの形で black box AI が提供する技術は進化し始めているが,それにどれだけの信憑性が持てるのかというのは非常に気になる. AI が意図的に人間を騙そうと嘘をついたりすることは考えづらいが,モデルの複雑性ゆえ,提供された説明が完全にその意思決定を反映していなうて,ミスリーディングな出力をすることは多々起こり得ると思う. ゆえに XAI は,倫理的にグレーなエリアに企業が AI をデプロイする時の「言い訳」のような感じで使われるようになってしまう気がしてならない.悲観的すぎるのだろうか. また,その信用することのできる XAI が達成されるのと,全く間違えない AI が完成するのは,タスクによるだろうがどっちが先かはわからない. AI がまだ人間から見て間違った回答を出すため,その検査の方法として xai が進んでいると思うのだが,その前提を置くと,常に人間よりも優れた回答を出す ai が出たらそのお役目は不要になるだろう. むしろ自分的には,人間を制度的に完全に上回るシステムが開発されるのが先な気もする.
あとは,孫子や屁理屈トピックの話をした. この屁理屈トピックは面白いので,自分でもいくつか考えてみたい.