daniel kahneman 回のポッドキャストを聴きながら散歩した．全然関係ない分野の人のはずなのに，AI 関係の用語を知っていて面白い．最近，自分の周辺で話にもなった Explainable AI に関して少し言及されているが，自分が思っていたことと同じようなことが言われている． Explainable と言っても，本当の真実というよりは，「人間を説得するための」出力をすればよくて，その中に要素として真実が入るようになるという見立てがあるとのこと． これはそうなるだろうと思う． 少し前にも書いた通り，企業が AI を際どいエリアに導入するための「言い訳」として利用される未来が想像がついてしまう．
また，人間とマシンの協業に関しての言及があった． kahneman がいうところの，system 1 を機械がになって，機械が現状苦手としている，system 2 に関しては人間に任せるということがどれだけうまくできるようになるかという話をしていた． これはあるレベルではすでに実現している話だと自分は思う． なので，ヒューマンインターフェイス・デザインの発展によりある程度どんなレベルでもうまく協業するための仕組みが開発されていくだろう． そのためには，現状のデザイナー職務はこれからもどんどん多様になっていくことが想像できる． AI の仕組みや限界を理解した上で，必要なところは人間に任せるためのデザインがこれから必要になっていくということ． これを満たすために，エンジニアや AI 研究者がデザイナーに転向したり，部分的に職務を行なったりするのだろうか．そうなったら面白そう，自分も興味がある．
昨日の定例でキャリアの話を少ししていたからか，個人開発を再度回し始めたくなってきた．ブックマークとかニュース共有を一応動くところまで作って見たけど，実用に耐えうるところまで作り込めなかったので，最終的な pr できるレベルまでのものを作りたい． ただ，個人開発に向いていそうな，web app や native app に関連する技術にあまり興味がないという問題があるので，モチベーションが出るまではアイディアをちゃんと整理するくらいにしておくか． そんなことしているうちに，手が錆び付いて作りたいものが出た時にすぐ作れなくなってしまいそうな気がするが． 最近バイト先で優秀な学生バイト勢が，一瞬で素晴らしい出来のものを作ったりしているのを見ているので，むしろ自分の貯金から委託してしまった方が良いのでは，とかいう謎のぬるい考えも出てきている．
ここ半年くらい，ジョギングを始めたいと思いながら全然始めることができていない．それを受けて，自分が大学に入ってから体が弱くなったことを思い出した． 大学に入るまでは，代替皆勤賞みたいな感じくらい風邪をひいたりしなかったのだが，大学に来てからというもの，インフルエンザには一年に二回もかかったりしている． これの原因を考えてみると，そこそこの不摂生と身の丈に合わない飲酒が考えられるが，一番は運動不足に起因しているものと考えられる． ただ，今でもそうだが，「大学で運動しているやつはバカ」と思っていたのでもはやそれは致し方がない． 大学とはそれまでの人生ではできないことをする場所であると考えていたため，高校までサッカーをしてきた自分としては，大学に入ってまで運動部に入って一生懸命運動している人の気が知れなかった． 汗をかきながらスポーツウェアで大学を歩いている人らを同じく学内でビールを飲みながら見下した目で見ていたことを思い出す． しかし今となって，サッカーを毎日やってきた時からは想像もつかないが，若干下っ腹がたるんできた．正直，体のたるみは気にならないのだが，健康に影響したり，体の不調が原因で外出等の楽しみの機会が奪われるのは許しがたい．毎日，世の中に文句ばっかり言っている割には長い気がしたいのである．
夜はファミマとセブンを巡っておつまみを入手してから，この前もらったメキシコビールで居酒屋ごっこした．安めの居酒屋の程度のおつまみは簡単に用意ができて良い感じだった．笑笑とか一休みたいな居酒屋には今後一生行くことはないかと思うと少し寂しい気がしたが，おいしくないし雰囲気も良くないので別に問題なかった．