薄々感じていたが、多分今日から出ラボは自分だけになりそう。みんな休暇に入った。いくらキリスト教国だとしても早すぎだろ。

ドイツは環境問題に日本と比較して圧倒的まじめに取り組んでいるので、雑談でもちょくちょく話題に上がることが多い。ドイツ以外のヨーロッパ諸国としても自分の日本での生活がここからみたら “遅れている” ことが少しずつ自分でもわかってきた。 環境を大切にすること自体には大賛成なのだが、いまいちしっくりきていないことがいくつかある。まず、人間の未来のために自然を保護するのと、自然のために自然を保護する、二つには大きな違いがある気がするが、ごっちゃにして語られることが多い。 また、さらにここに動物愛護やビーガン、自然食品、とかが絡んできて複雑になっている。

自然のために自然を保護しようとすると、人間はむしろいない方がいいので現在の人間にとっての地球環境の過酷化はむしろいいことな気がする。逆に、人間が快適に生活できる環境を作ろうとすると、現在の温暖化を食い止めたりと色々改造・変革が必要になりそう。で、ヨーロッパでの環境問題は主に、後者である人間の生活のために、の活動が多い気がしている。 で、過酷化の影響をより受けるのは若い世代なので、グレタさんを先頭に若い人らが活動しているので納得できる。

ここまでの展開に個人的に異論はない。自分らのために環境をできるだけ良くしようってのは、科学や社会の発展を通して人間がひたすらしてきたことだし、個人レベルでも、購買を通して日々実行していること。 ただ、ここでひとつ気になるのは、ドイツでは個人レベルでも多くの人が行動に気を払っているが、それがどれだけ実際の環境改善に影響するのか、ってこと。

これについてはまた明日。


同僚全員帰省したので、大学のフードトラックでテイクアウトした、アジア風ヌードル。4 euro 分のおいしさはない。

簡単な短期タスクではあるが、学生アルバイトの募集をかけて、採用のプロセスに入った。完全に初めてやるタイプの仕事で内容は難しくないのだが、各ステップ少し緊張しながら進めている。