2020 年 3 月ごろかから本格的に自粛が始まってから 2 回くらいの特別な事例をのぞいて友人(全ての知り合いを含む)に合っていない. だが,幸いにも大学時代に知り合った友人らはおしゃべり付きの人が多く,対面で会えなくてリモートであったとしてもなんとかおしゃべりをしようということになり 一年ほど,いくつかのグループとほぼ毎週,リモートおしゃべり会を開催してきた.

最初の数回は「リモート」という新しさと,コロナのは話題である程度もあり上がるのだが,やはり対面なく「その場の雰囲気」なるものが存在しないため,数を重ねるごとに間が持たなくなってくる.

これに対する解決策として,おしゃべり会開催の前に,各々話題を用意しておいて,いざ会合が開始してからは間を開けずにどんどんそのトピックを消化するように話すようにした. Rebuild とかの podcast ではこのように予め話題をホストとゲストで用意しているみたいだったのでそれを真似してみた.

話したいと思ったときに参加者との共有メモに残しておいて忘れないようにしよう,くらいのノリで始めたのだがこれが思ったより面白かったので簡単にここに共有する.

  1. 話題を思いついたときに友人共有している dropbox paper document にチェックボックスでメモ
  2. 関連リンクとかを子要素にはっつけておく
  3. dropbox paper のコメント機能で会合前に盛り上がる(これは予想外)
  4. オンライン会合時にはみんなの話題リストを一つずつ消化
  5. 話した話題のチェックボックスにチェックを入れる

3 が結構面白かった. dropbox paper にブロック単位でコメントを入れることができるのは知っていたが,他の人の話題を見て一言言いたくて痺れを切らした参加者がコメントし始めた. オンライン(オフラインでも)での同期的な対話では,長い論理を展開するのは少し難しいが,自分のペースでかけるコメントでは一貫性がある自分の意見を長々書くのが口で言うよりは簡単なのでそれもうまくはまった.

特に自分の周辺はだらだらと答えのない話題について話すのが好きな人が多いので,これを使うことで答えには到着しないもののなかった時よりは整理された会話を楽しむことができるようにまった. また,このドキュメントを持っておくことで,日々トピックを収集するためにいろんなことにアンテナを貼るようになってそれもまた楽しい.

dropbox paper の他に slack も試してみた. 通知は受け取りやすいのだが thread 機能がイマイチ使いにくいのでドキュメント上で議論をするには dropbox paper のコメントの方がやりやすかった.

これを読んで参加したくなった人がいたらぜひ気軽に連絡してください.