内容は読んでいないのだが,下の記事を見かけた.

あなたが行動習慣を作りたいと思った時に読むと役に立つ記事

自分は,「継続は力なり」を信じているので, 達成したいこと / 得たいスキル があったらそれを習慣にすることが重要だと思っている. 今年もいくつか習慣化したいものがあるので,2020 年までに成功した習慣化と失敗したものを挙げて,成功・失敗の理由を考えてみる.. 最後に今年習慣化したい事を挙げて,反省を受けてどのように習慣化していくかを考える.

まず本記事で「習慣」を「ほぼ毎日,何も考えずに,嫌だと思わずに実行できる事」とする.

2020 年終了時点で獲得した習慣

  • 日記
  • 読書
  • 早寝早起き
  • 散歩
  • コーディング

本筋と外れるが ↑ の中で日記の習慣化に成功したのは嬉しい.以前のポストでも書いたが日記を書くことから得られるものは意外と多い.

その日記は大学に入ってから何度も続けようとして失敗しており,5 つの習慣の中で最も獲得が困難だった.その理由は「即時的な報酬がない」である.

読書やコーディングは元から楽しんでいるので簡単. 散歩は少し面倒だが,好きなポッドキャストを聞くために達成できた. 早寝早起きは,睡眠の必要性についての本を読んでから,「寝ないと死ぬ」と信じ込んでしまい,非常に強い動機づけがあった.

これらのようなわかりやすい報酬が日記にはないにかかわらず,その習慣化が 2020 年にうまくいったのは下の理由が考えられる.

  • 書く先を PC で常駐
  • 夜の決まった時間に書く
  • けど,昼に空き時間あったら書いちゃう
  • 公開しちゃう
  • 最初の数週間,めんどくさくても気合でがんばった

脳筋的だが一番下の「最初は気合いで乗り切る」が重要だった気がする. 始めてから一ヶ月ほどは書くのを忘れていたり,疲れていてめんどうな日がたくさんあった. が,なんとかそれを気合いで乗り越えてからは,逆に書かないと気持ち悪いくらいになった.

それ以外の理由はあくまでサポートでしかない. 最初から内容にこだわると継続のハードルが高くなるのでとにかく書く,ってのが大事. そのために,「夜に一日を振り返って書く」という伝統的?日記法ではなくて,午前中でも暇があったらとりあえず書いてノルマを達成する,ってのが重要. また,日記に限らず「公開する」のは良い.他人から見られている(とは限らないが)のはカフェで作業が捗るのと似た理由で効果がある.

まとめると継続の秘訣は「手段よりも気合い」. なんとも身も蓋もない結論になってしまった,,,

2020 年に習慣化に失敗したこと

逆に失敗したこともある.それは,

  • 絵の練習

である.別に必須のスキルではないのだが小学生くらいの時からずっと絵が上手い人のことを羨ましいと思っていたので,自粛期間中に良い機会なので本とペンを買って始めてみた. 最初の数日は楽しくて続けていたのだが,2 週間続かず,2000円以上した本を開くことすら無くなってしまった.

原因を考えてみると,

  • 本とノートを開くのがめんどい
  • 1 セッションが長い

が考えられる.

日記が継続できた理由を考えるとこれでは続かないのは自明である. 開始時に 1 セッションで 1 節進めようとしていたのが間違いだった. ちゃんとやると 30 min くらいかかる.毎日の生活の中に完全に新しい 30 min を捻出するのは難しい.

これを改善するために今年は以下で試してみる.

  • 本に紙とノートを挟む
  • 1 セッション 1 ページ

これでだいぶ障壁が減りそう.今年こそは簡単な絵を描けるようになりたい.

2021 年に習慣にしたいこと

絵の練習に加えて,2021 年にはさらに習慣化したいものがある.

  • ブログ
  • 腕立て
  • ランニング

難しそう,,, 絵でつまずいた理由をどれも含むし簡単な回避策は思いつかない.

ブログは一日一行でも,ただアイディアを todoist に積むだけでも良いので,ということにする. 腕立ても隔日で 10 回でもいいからやる. 今寒いのもあってランニングがいちばんきついのだが,これは伝家の宝刀「最初は気合いで頑張る」を使う.

さらに自分はログを取る(見る)のが好きなので,google spreadsheet で毎日達成したかどうかを記録を取れるようにした.テンプレートはこちらから拝借した.

iOS や macOS のアプリを調べてみたが,データのポータビリティーやシンプルさをとった. 一ヶ月ほどこれで運用してみて継続できなかったらまた新しい手段を考える.

より「満足度の高い自分」になるために日々の生活を習慣の力を使って自分の好みの方向に強化していく.