結婚一周年記念ということでスペインのバルセロナとバレンシアに行ってきた。 こちらのエントリではバルセロナに関して、バレンシアはこちら。
一日目
バルセロナに入る全然前の話なのだが、家の最寄り駅から空港がある Stuttgart メイン駅までの移動でいきなりバグが発生した。 40min くらいの高速電車を前もって予約していたのでそれに当然乗るつもりだった。 ドイツの公共交通機関はもうそれはとにかくひどいので、ヨーロッパ間の 1.5h フライトとはいえ空港には 4h 前に着く予定を立ててこの電車も予約しておいた。
だが、当日になって電線が故障したかなんかで最寄り駅発着の電車が全て停止し、隣町までバスで移動してそこから電車に乗ってくれと言われた。 1, 2h の遅延を想定して空港への到着に余裕を持たせていたのだが、まさか駅自体が完全停止するとは予想していないかった。
結果 Heidelberg までバスで連行されそこから新たにチケットを買い移動した。戻ってきたら元のチケットの返金を申請せねばならんのもまためんどくさい。
空港には間に合いはしたのだが、4h の余裕があったはずが 1h ほどになった。これ飛行機間に合わなかったらどうなっていたのだろう。 博士課程をやめて日本に帰っていたかもしれない。
ドイツを離れてからの移動は一転して快適だった。 飛行機も LCC の割に席は十分広くゆっくり爆睡できたし、空港から市街地へのバスもチケットを買うところからわかりやすかったので良かった。 そのままホテルに向かい荷物を置いてから街の散策を開始した。
綺麗な建物が多く歩くだけで楽しいのだが、その中でもガウディの建築らは独創的で目立つ。
バルセロナの凱旋門。渋い赤が背景の緑とマッチしてかっこいい。パリのとは違った良さがある
少し歩いてこの辺のランドマークの予習をサクッとしてから、スリが多いと有名な La Rambla 通りでレストランを見つけ、当然、
海鮮出しがしっかり出ていて美味しかった。
このレストランに入ろうか迷ったときに店先のテーブルに座っていた現地人そうなおじさんらのスペイン語を聞いていたら、なぜか自分らが住んでるドイツの街の隣町の名前が出ていたので話しかけてみた。 スペイン語、話すのはなんとなくできるが聞くのは全然なのでよくわからなかったが仕事の関連で行ったことがあるらしい。 その町は決して大きい街ではないのでまさかこんな場所で関連するとは驚愕。 Google map にターゲティングされているのではないかと少しビビりもした。
二日目
サグラダファミリアに向かう道中に european coffee trip 地図から事前に探しておいたカフェによりカフェインとカロリーを摂取して行った。
オリーブがたくさん埋め込まれたパンはうまかったが多分これのせいでしばらく腹の調子が悪かった。
時間指定のチケットを事前に入手していたので少し時間まで目の前の公園で腹を安静にしながら時間を潰してからサグラダファミリアに潜入した。
中を少しみて回ってからこれまた事前に予約していた塔の一つに登った。途中まではエレベーターでサクッと登れた。
一通り見学した段階では 3pm ごろだったが昨日の夜に入ろうとしたら人が外まで並んでいた店に少し早めに行って空いているところを狙ってみた。 実際に空いておりサクッと席を手に入れることができた。
回線が豊富にあるがタラとマグロが特にメニューによく並んでいるような気がする。どちらも好きなので嬉しい。 特にタラが美味しかった。日本の調味料とは違って、ニンニクとオリーブオイルベースで味がつけれらている。 今回の旅行でアヒージョを食べることはなかったのだが、基本的な味付けは同じだろう。
どこかにあったかっこいいドラゴンの像。ドアの上についていた。
ランドマークらしいバルセロナヘッド。バルセロナ五輪に際してアメリカのポップアーティストが作ったらしい。モザイク模様はガウディインスパイアらしい。
綺麗な公園だが、いまいちテーマが揃っていない気がした
この日最後の力を振り絞ってバルセロナの有名なビーチまで足を運んだ。
湿度と気温ともに高い中だったが名所をしっかり回れた一日だった。
三日目
昨晩は、隣の部屋が深夜まで騒いでいてちょくちょく目が覚めたが旅行アドレナリンで朝から活動していった。
事前に予約していた casa batllo にまず行ってきた。
今回中まで入る二つ目のガウディ作品。 ガウディが完全なる裁量を持ってデザインした batllo 一家のための家だったらしい。 海をモチーフとした自然を再現するような工夫がたくさんあり綺麗だった。 また、チケットについてきた音声ガイドも日本語が対応されていたし、その内容も完成度が高くて建造物以外の観光地としても楽しみやすかった。
街を少し探索してから今日もまた、テーブルゲットを優先するために少し早めに夕食を開始した。 昨日か一昨日に混んでて入れなかったところに来てみたら、30min くらいの待ち時間で入れた。
席数が多いのに人が並ぶだけあって美味しかった。 ウェイターがアジア系の人がほとんどでそれがなぜなのか少し不気味だったのだがスペイン料理への満足度をさらに高めることになった。
食後の運動としてガウディの処女作、casa vicens を外から眺めてきた。
他の作品にあるモザイク模様がないのでテイストが大きく異なるが結構好き。良い感じの赤だった。
1度目の夕飯が少し早く寝る前に少し小腹が空いたのでホテル近くのバーでクロケット、イカフライ、ビールやサングリアをいただいた。 店員からスペイン語うまいやん、と褒められたのだが、南米人ではなくて、スペイン人の友達がたくさんおるんや、と嘘をついてしまった ごめんねみんな。でも護身なんだ。
四日目
電車でバレンシアに移動する前に、噴水ショーで有名なマジカ噴水のあるスペイン広場を覗いてきた。