スペイン旅行、バルセロナに続いて二つ目の街バレンシア。 ボスと同僚からおすすめされて目的地に追加した街。結果として非常に良かった。 スペイン第三の街らしいが、バルセロナと比較して観光客も少なく街全体がよりチルっておりのんびりスペイン料理や飲酒を楽しむことができる。
一日目
バルセロからの電車移動も 3h ほどで電車の中も快適なのでアニメ見たり寝たりしていたらすぐに到着する。 ドイツと違って急にキャンセルされたり大幅に遅延したりすることもなかった。
多分奥に見えるのは闘牛場。倫理問題が話題になり前ほど盛んではないみたいだがまだやることはあるらしい。少し怖いが一度は見てみたい気もする。
駅前の大通り。車の通行も制限されており道も綺麗で歩きやすい。
ホテルが駅前だったのですぐにチェックインしてからとりあえずパエヤを求めて繰り出した。
ネットでは予約して事前注文しておかないと食べにくいという情報もあったのだが、街の中心にある円形広場に面しているレストランで食べることができた。 海が近いので海鮮が美味しいバレンシアなのだが、ローカルパエヤはうさぎと鶏肉を使った
「バレンシアの水」と呼ばれる、ウォッカやジンをオレンジ果汁で割ったドリンクがあるのだが美味しかった。が、アルコール度数が強い割にグビグビ飲めてしまいそうなので注意が必要。
腹を満たした後はヨーロッパの 9pm 過ぎまで明るい特性を活かしてしばらく街を散歩してみた。
二日目
朝食は街の中心にある市場で食べようとしてみた。
壁に色がついていて可愛い感じ。朝から割と賑わっている。市場ならそんなもんか
ここでイベリコ豚のハムが挟まったサンドイッチを食べたのだが、まだ食べれそうだったので、マドリードメインらしいがバレンシアでもありそうなチュロスを食べに行った。
ドロドロのチョコにこれをつけて食べる。チュロスの油が強かったので胃にダメージがありそうだが濃厚で美味しかった。これは毎日食える。
一旦休憩したカフェの近くにあったペイント。呪術廻戦にこんな呪霊出てきた気がする。
バレンシアの中心部は昔はその周囲を城壁が囲っていた。が現在ではいくつかの門を残してなくなってしまっている。 入場料が無料だったのでそのうちの二つに上ってきた。 そこまで高い建物ではないのだが、周囲の建物の背が低いので上から割と街全体のが望めて良い景色だった。
今回の旅行、特にバレンシアでは時間をのんびりヨーロッパ的に過ごすことにしていたのでさらにここで休憩がてら、インスタ映えしそうなバーで「バレンシアの水」を飲んできた。 コップ一杯では注文できずピッチャーだけだったので割と酔っ払った。
オレンジジュースにしか見えないがサワー系よりはアルコール強いと思う。
カメラの暗所性能が低くピントが合わんが、映えスポットだった。
奥に大聖堂が見えるいい感じの広場。他の街では大聖堂は教会なので無料入場できるところが多い気がするが、ここでは割としっかり料金取られそうなので入場はやめておいた。
おっちゃんがバイオリンで稼ごうとしていたが、下手すぎてびっくりした。選曲はよかった気がするのだが、恐ろしく部分的にしか演奏していなかったしその精度もひどく低かった。
夕飯はレビューが高かった店を予約して行ってみた。 少し暗めのエリアにあるところだったので不安だったがとても美味かった。
店の中にミニ市場カウンターがあり、食べたいものを自分で選んでその場で調理してもらえる。
三日目
ある程度のサイズの街なら european coffee trip からほぼ間違いなくある程度うまいコーヒーを出している店を見つけることができるトリックはヨーロッパに住んでいる人は知っておいた方が良い。 誰かに教えたいが友人がいないのでどうしようもない。
バレンシアは小さい街なのでほとんどの中心的な観光地はこの時点で回れていたので、余裕があった時の選択肢として残しておいた、科学博物館にいくことにした。 少し距離があったがもう旅行もあと少しなので気合で歩いた。 今回もまたひたすらたくさん歩いているな。どれくらいのカロリーを燃やしたのか気になるところ。暑くて汗を結構かいたのでだいぶ燃えたと思う。
博物館全体的にいまいちだった。 ストーリーが飛躍したり、わかりにくかったりというのが基本で、展示物が壊れていたりしたものも結構あった。 建物が大きく綺麗で立派なのに少し勿体無い感じ。
科学博物館が割とサクッと回れてしまったので、特に泳ぐ予定はなかったが歩いて海岸まで向かってみた。
ヨーロッパなのかスペインなのか知らんが、上半身裸のおばあちゃんが普通に椅子に座っていておっふった。 別にあちらが出しているからこちらが気にすることはないのだろうが、どこをみていいかわからなかったので少し砂浜で静止してからそっとバスに乗って街の中心に戻った。
一度ホテルで休憩してからスペイン最後の晩餐に繰り出した。
こじんまりとしたローカル感強いバルでビール、サングリアといくつかのタパスをいただいた。
隣に座っていた観光客らが感じが悪かったが食事が美味しかったのでまあよしとした。 現地の場所や人々にリスペクトがない観光客には今後もなりたくないな。 少し気をつけすぎているくらいがわかりやすいマイノリティとしては正しい気が個人的にはしている。
四日目
昼頃から電車で空港に移動してドイツに戻る予定だったので少し早めから行動を開始し、市場に移動中食べるサンドイッチを買いに行ってきた。
スペイン飯が美味すぎた記憶の中、シュニッツェルがチラつき始めた時には帰るのをやめようかとともったが強い気持ちで飛行機にのった。
帰りの電車はスムーズに行き無事我らがマンハイムに帰宅できた。
スリに気をつけろと同僚から散々言われたが特に問題もなく、1週間の自分としては長めの旅行は完璧な状態で終わった。 やはりヨーロッパ在住の本質は旅行であることを再確認したのでそのために仕事も頑張ろうという気持ちになった。 寒い段階で成果を出しておき暖かくなってからは心置きなく旅行するスタイルを今後も続けていきたい。 先人博士らをみるとそんなにうまくいくことはなさそうだが。