おそらくこの夏最後の遠め旅行としてイタリアに 4 泊 5 日旅行をしてきた。

1 日目

前回のスペイン旅行でシュトゥットガルト空港までの電車がいきなりキャンセルになり大騒ぎになった経験を踏まえ今回はだいぶ早めに空港に着くようにしていた。 事前に心持ちを準備していただけあって何の問題もなくすんなりシュトゥットガルト空港に着いたのはびっくりなのでここから飛行機がちゃんとイタリアに着陸してくれる日が逆に怖い。 シュトゥットガルトの中央駅に早めに着いた時間を使ってカフェに行っていつも通りフラットホワイトを飲んできた。 店は新しくて綺麗だったがフラットホワイトとカプチーノのコーヒーの強さがほぼ同じだったのもありあまりコーヒー自体の満足度が高くなかった。

手荷物検査でなぜかやたらと引っかかりふくらはぎをめっちゃ触られてチェックされた。少し恥ずかしかったが悪い気はしない。

空港までの道のりがやたらスムーズだと思ってたらまさかの飛行機がおそらく30分ほど遅延する予感がする。 そして非常口近くの椅子なのだが必須事項であったはずの英語がしゃべれない人が周りに多い気がする。

離陸が遅れたので着陸も30分ほど遅れがしたものの飛行機自体はスムーズに完了した。 ネットで調べたところ空港からホテルすぐ近くまで移動できるバスがあるのでそれを使った。バス停が少しわかりづらかったが係りの人に聞いて回ったところ英語がちゃんと伝わり無事乗ることができた。スペインに着いてすぐのバスの移動でもそうだったのだが少し危ないと思いつつも1番前のお前がよく見える席に座った。スリルがあり楽しかった。

無事ホテル近くのバス停に泊まり歩いて1分ほどでチェックインまで行けた。荷物を置いてすぐにもう10時過ぎだったので近くのレストランでピザを食べた。閉店まで1時間ほどだったのでウェイターにせかされつつも一応空腹を満たすことができた。急いで用意したせいかは知らないがピザはまぁ普通だった。


マルゲリータ

ホテルの部屋は割と広く良いが、シャワーの栓が上がらなかったりお湯が出づらかったりと少し困った。部屋は静かで夜はよく寝れた。


2 日目

めっちゃお腹空いてて電車で行くことをひらめいて急遽アプリを入れて地下鉄を使ってコーヒー屋さんに向かい朝ごはんを食べに向かった。 知らないところで地下鉄に急に乗るのはあまりやりたくなかったか特に問題なく目的地に着くことができた。

同僚から勧められていた Loste Café で朝食に甘めのパンを食べてきた。 有名コーヒー YouTuber である Hofmann 似の店員がおってびっくりした。

コーヒー屋さんではフラットホワイトをいつも通り頼んだのだがミルクフォームがあまりしっかりしてなくコルタドと飲み比べると味が全く一緒だった。 このカフェでパンを1つ食べたのだがこれから大聖堂に登るためのさらなる腹ごしらえして道中にあるパン屋で中にクリームが入ったクロワッサンを1つ買って食べた。

メインの広場に面してある、Galleria Vittorio Emanuele II 。 高級ブランドの店がめっちゃ綺麗なアーケードの中に並んでいる。 少し前に見た、アカデミー賞にノミネートされたイタリアの映画にも使われた場所だとすぐにわかった。 夕方には写真を撮りまくる人らで賑わっていたので午前中の少し早い時間に見れてよかった。


リアルディズニーランド

11時に大聖堂に入るチケットがあり到着時間もちょうど良かったのでそのまま大聖堂に入り中を見た。


同じ服を着た中華系観光客がたくさんおった。コロナ以前よりは少ないのだろうが圧倒的存在感。

さすがイタリアの大都市にある大聖堂と言うことで作りは非常に立派だった。特に印象的だったのが他の協会と比べても珍しく床に花柄模様のタイルがひたすら敷き詰められていたこと。


柱もカッコ良い。


かわゆい床タイル


ステンドグラスもすごい。

完全に観光地化していったかドレスコードがあり割とたくさんの女の人たちが形を隠すために白い布どこかで買ってきていた。自分のタンクトップを着ていたわけではなかったので特に問題にはならなかった。

大聖堂の中から上のドームに登れるかと思っていたのだが1階出る必要があったので1階出てから、今回のチケットはエレベーターを含んだものではなかったので歩いて上へ向かった。サグラダファミリアに比べてそこまでたくさん登る必要はなかったので良かった。高さがそこまであるわけではなかったが上った先が小さな広場のようになっておりみんなそれぞれインスタのための写真を撮っていてゆっくりできた。また他の教会よりもさらにとげとげがたくさんある形だったので見ていてそれも楽しかった。


このようにトゲトゲしている系教会はかっこいい

上から降りて大聖堂の中をもう少し見てから買ったチケットに含まれていたドームの博物館を見に行った。メインはドームだったので特に楽しみにしていたわけではなかったが中は結構しっかりしており割と楽しめた。

博物館が意外と広かったので少し遅くなったがそれからランチに向かった。もともといくつか候補として地図に登録してあった場所の1つに行った。

tagliatelle ペストーとトリュフが入ったラビオリを食べた。学食で似たメニューがよく出るのだが比較するまでもなくこちらの方がおいしかった。トリュフの風味うまい。10分満腹になったがデザートとしてティラミスを食べた。


うまい


最後の晩餐がある教会。絵はチケットが先一ヶ月埋まっていたので見れなかった。



教会前に並んだたくさんのゴミ箱。なぜこんなに必要なのか。

気温も割と上がってきて歩くのが大変だったが、おそらく凱旋門である建造物がある公園に向かって歩いた。この日の疲労のピークはこのタイミングで理由をつけてはベンチで休んでいた。

夕方の街を少し歩き、食材を主に扱っているお土産屋で松ぼっくりの種を家に帰ってからジェノベーゼを作るために買ってみた。

行こうとしていたレストランが9時間になったのでそこに向かい、リゾットとグリル野菜のサラダを食べた。チーズたっぷりリゾットおいしかったしグリル野菜も照り焼きソースがちょうど良く美味かった。


自炊以外では食べたことなかったが、結構自分が知っている味と違った。美味しかった。

夜にライトアップされている大聖堂を少し眺めてから、その前で喧嘩しているカップルもいた。少し遅い時間だったのでドキドキしたが無事地下鉄に乗ってホテルまで戻った。


2 日目

チェックアウト時にホテルのミニ版無料だったことが判明した。コーラと水無料で飲めたのに。

友人から勧められたパン屋で朝食をとっていたのだが店内でかかっていた音楽が紅の豚のホテルでジーナが歌っていたやつで少し感動した。

ミラノ中心から少し北のエリアを朝から散策した。中心地とはだいぶ雰囲気が違い近代的な高いビルがたくさん並んでいた。


横浜とかお台場の雰囲気


好きだったモレスキンはイタリア発だった。数年前から紙の質が下がっていそうだったが。

かなり大きめの東急ハンズ的な土産屋を少し覗いた。ドイツに来てからしばらく探していた、ハンドソープ入れがいい感じのがあったので買ってみた。イタリアとは全く関係はないが。

少しバタバタしながら中央駅にボローニャ行きの電車になった。ドイツとは違い時間ぴったりに出発できた。


ミラノ中央駅。カッコ良い。

もちろん目的地であるボローニャにも時間通り到着し無事駅で待っていてくれた同僚と合流できた。