system demonstration の発表があるのでそのために初の日本以外のアジア海外としてタイに行くことができた。
マンハイムフランクフルト間の電車が死亡しているので。代わりに空港までバスで行くことになっている。
初日 (2024-08-10)
電車はこのチップを指定した区間で購入してこれを改札でかざして乗る。スイカみたいな感じだが、改札から出るたびに回収されるのでまた次乗るときに手に入れなきゃいけない。
交通量はバンコクかなり多くて旅行中何度か渋滞に巻き込まれた。そして、この噂に聞いていたオートバイの群れはやはりこの辺アジア感ある。
到着してすぐ、時差ぼけ的なものもあるし、疲れていたのだがとりあえずホテルの近くにあった有名なカオマンガイの店で昼を食べてきた。米が鳥とかで焚かれておりうまい。鶏肉もかなりしっとりとしており上品な感じ。
翌週により巨大なものを見ることになるがバンコクという大都市でも日本では想像つかないサイズのトカゲがいてビビった。
1時間ほど熱下の中並び入ったカフェで2時間ほど休憩し帰ろうと。そこから少し歩いてバス停まで行き頑張って乗ったがいいが、添乗員のおばさんから行き先を聞かれ行きたかった。バス停の名前を見せても伝わらなかったので一駅と翻訳して見せたらもともとのカフェがあった。電車の駅まで連れて行かれた何を言ってるのか終始全くわからなかったのだが、唯一おそらく冗談で言った。ポリスだけがわかって怖かった。結局電車に乗って街の中心まで帰る。
同僚と合流して夕飯はモールで有名なパッタイを食べてきた。想像していたよりも甘口で美味しかった。モールで飯を食うってのもアジア的で良いね。
何故か知らんが夕飯を食べてから日本風の居酒屋に行った。客が全然いなくて寂しかったが、ハイボールがあったり、エイヒレがあったり、なんか久しぶりな感じは味わうことができた。そしてその後にイキってルーフトップバーで酒飲んできた。バンコクはこんな場所がたくさんあるので有名らしい。日中は結構暑いのだが、日が落ちてから高いところだと風もあり気持ちが良い。
2日目 (2024-08-11)
時差ぼけのせいなのか、昨日の夜遅かったせいなのか知らんが昼ごろに目が覚めた。そこからタクシーに乗って、30分ほど移動し、有名なトムヤムクンの店に行ってきた。 結構な裏路地っぽいところにあり、移動は大変だったのだが、行った甲斐はかなりあった。トムヤムクン前日本で食べたことあるんだけど、特別好きだった記憶は無いのだが、ここのはまた食べたいと思える位おいしかった。いろんな味が混ざっている。スープなのだが驚くほど調和が取れておりノイズがない。俺とは別にワンタン。スープも頼んだのだがそれもとてもおいしかった。
海鮮がたくさん入っており、レモングラスとスパイスか完全に調和しており、味はしっかりしているのにさっぱりとして食べやすく、一切非のつけようがなかった。スープだけではなく、もっちりとしたパッタイの麺も入っており最高。
違いスープと麺も頼んだがこちらも素晴らしく美味しかった。トムヤンクンでこれより美味しいものは想像し難いのだが、場所が少し中央から離れていることもあるのか、店のサイズは小さいが並ぶことなく入れて驚きだった。
外から見たらガチャガチャしており最高のスープがここにあるようには見えない。
店の近くにあったセブンイレブン。日本ほどではないかもしれないが、バンコクにも大量のコンビニがありちゃんと24h営業していて素晴らしい。朝食はちょくちょくコンビニのホットスナックで済ませた。やはりなぜこれがヨーロッパに入ってきてないのか理解できない。
食事の後30分ほど歩いてカフェへ移動した。この移動はあまり都会すぎないバンコクでいわゆる映画とかで見るような想像していた。東南アジアの雰囲気を味わうことができ、くそ暑かったが歩いてよかった。 バンコクで有名っぽいカフェに行くためにモールに入ったのだが、それを見つけるのにぐるぐるとしばらくした。Google マップのレビューにも見つけづらいと書いてあった。
食事がクソ安いのでコーヒーがすごい高く感じるがそれでも安かったと思う。食べ物がクオリティーに対して安すぎる。
夕飯は昨日とは違うカオマンガイの店に行ってきた。昨日ところの方が上品な味付けだったが、こちらはパンチが強くて食べ応えがあり、暑い日には特に良い。
3日目 (2024-08-12)
本会議が開始した。naacl よりもめっちゃ人が多気がする。し、実際に多い。 自分の発表もこの日だった。想像よりもたくさんの人が来て高評価だったのでよかった。acl anthology を始めた人も来てくれいいコメントを残してくれた。
昼食は同僚と少し移動して食べてみた。パッタイは少し辛めで美味しくて、写真はないのだが、この後にデザートとして食べた、マンゴーと餅米のセットが想像に大きく反して美味しかった。
4日目 (2024-08-13)
真面目に会議に参加しており写真がない。
5日目 (2024-08-14)
午前中で発表系のプログラムは完了したので、閉会式はブッチして、少し移動してランチを食べに行ってきた。
移動には船を使った。乗客のほとんどが現地の人っぽくて普通に通勤通学に使われている感じだった。めっちゃ基本的な作りっぽいボードでの移動はめっちゃうるさくておしゃべりとかはできないのだが、この旅行中のアトラクションで上位に入るくらい楽しかった。結構な速度で東南アジア感のある街中を川から眺めるのは楽しい。
嵐の場所は同僚が見つけてくれていた。ミシュランの星も獲得しているところで、予約ができないので、炎天下の中2時間ほど並んだ。並んでいる人たちは、欧米の観光客ばかりで、その有名さ物語っていた。 が、料理のクオリティーは完全にがっかりしたと言わざるを得ない。トムヤムクンスープとカニの炒め物を注文したのだが、両方ともただ辛いだけと言う感じでまぁ普通だった。ただ完全に観光っち価格になっており、ヨーロッパのレストランの価格とほぼ変わらなかった。バンコクでの食事は一食200円位で済む時もあることを考えるとあり、ありえんらくらいクオリティーに対して高い。
トムヤンクンスープ。なんか知らんが可食部がめっちゃ少なかった。
帰りもまた船に乗って戻り、街の中心に着いてからは当然、タイティーのタピオカジュースで1日を締めくくった。
6日目 (2024-08-15)
今日は同僚の発表の日。それに自分も参加して、その後からはまたものを食いに繰り出した。 今日行ったところは自分らの事前調査で見つけていたところ。少しだけ並んだ。名前を書かなきゃいけなかったのだが迷っていたら他に待っていた日本人のおっちゃんが教えてくれた。これはめしどころの信憑性を向上させる。
どれもかなり美味しくてサイドのご飯を追加注文してしまった。店も、レストランではなく食堂感が強く、窓とかはなく完全に開放型でクソ暑いのだが全然大丈夫。 日本では暑すぎてテラス席は流行らないのかなって思っていたが、おしゃれな感じではなく、ローカルな感じの店だったらむしろ暑くても半外みたいなセットアップありだね。
このエリアは細々と食べるところがあり、ワイフと同僚と3人でぶらぶら歩きながら結局この昼食から継続していろんなものを消費した。
その後は小洒落た感じの2回は貸し出しスペースになっているカフェに行って茶をしばく。
めっちゃ丁寧にいっぱいずつ店主っぽい人が入れてくれて美味しかった。
昼が少し遅めだったので全然腹は減ったなかったのだが、めっちゃいい感じかつ、ミシュランサインが出ている店を発見したので入ってみた。
優しい味つけて何倍でも食えそうな、米の麺が少し甘いソースと絡んでおり、チャーシューが乗っているやつ。これは毎日食べたい。途中で大学生3人組みたいな人らがきていていい感じ。
バスに乗って街の中心に戻ろうとしたのだが全然予定の時間になっても来ないので怖かったのだが諦めてトゥクトゥクに乗ってみた。
タクシーに乗っても同じくらいの値段取られた気がするし、めっちゃ怖かったのだが楽しかった。これは日常的には乗りたくないし、どれくらい事故が発生するもんなだろう。
7日目 (2024-08-16)
workshop を含めた会議の最終日。本番の発表は初日に終了していたのだが、sdp というめっちゃトピックがマッチした workshop があったので事前にオーガナイザーに連絡してこの workshop のポスター発表に人枠もらっていたので予定通り発表してきた。本会議ほど人は来なかったのだが、暇は持て余さないほどに話を聞きにくて、良い感想を言ってくれる人がいたのでよかった。類似したサービスを大規模に開発しているチームの人も来たりしてよかった。発表以外の workshop にも参加してきた。なんか知らんが大御所が何人か来ており、その中でもドイツでボスっぽい人になんか大人たちがみんな気を遣っておりなんだかな、という感じだった。つまらん形の政治が存在しそうなのを観測した。
会議の後に予約していた youtube で見つけたカレー屋に行ってきた。ミシュラン取っているし人気なのでだいぶ前から予約していた。
店があるのは裏道で歩く速度を少し早めたが、店の雰囲気はいい感じに高級だけどいい感じに落ち着きのある感じで心地よく滞在できた。
前菜としてハードタコスみたいな皮に、鴨肉が入ったサラダを挟んで食べるものを手に入れた。スパイスも効いていて肉はめっちゃ柔らかくてめっちゃ美味しかった。
季節メニューとして壁の黒板に書いてあった白カレー。今回は個人的にこれが一番美味しかった。カレーなのだが、トムヤム的な味が効いており、これまでに食べたことがない感じだが、めっちゃ気に入った。
こちらは食べたことあるようなカレーだったそれでも鴨肉が入っておりかなり美味しかった。
カレーがめっちゃ美味かったので結果として3回くらい白米を追加注文したが、それは無料で出してくれて素晴らしい。
最後にデザートにバナナとアイス、を食べたがそれも美味しかった。 この旅行で行った高価格帯レストランの中ではここが一番だったのではなかろうか。
8日目 (2024-08-17)
今日も元々予約していたランチがあるのでそれに向けて朝から移動した。
朝食はセブンイレブンで肉まんを買ってあっためてもらって食べた。日本にいた時は普通のことだったが、ドイツに三年近く住んでからだと、これだけで文明を強く感じる。
暑かったので冷たい飲み物も買った。カルピスめちゃめちゃ久しぶりに飲んだ。
レストランの入り口に置いてあっためっちゃ楽しそうな友達になりたいやつ。
このレストランに関しては、確認した時、先一ヶ月夕飯の予約は取ることができなかった。ランチは空きがあったのでよかったけど。
パイナップルのくりぬきの中に入ったチャーハンみたいな感じのもの。鰹節的なものが綿飴っぽく繊維状に削られたものが入っておりそれの魚の風味が強くてよかった。見た目に反して食べやすかった。
なんだかんだ旅行中一回しか食べなかった、有名な、マッサーマンカレー。これは日本で有名になるのは納得という感じ。基本は日本でよく食べられているカレーによく似ており、少しだけタイっぽい風味があり食べやすい。驚きという観点も踏まえて昨日食べた白カレーの方が好きだった。
窓側の席で、すぐに川があり、そのあちら側に有名な寺が見える。
食事の後は、レストランのすぐ横から渡し船にのり寺のある側に観光のために移動した。
横になっている仏像と並んでバンコクでのメインの観光地なので観光客は多かったが、動きにくいってほどではなかった。
日本の寺院とは結構雰囲気が違くて、キラキラしている装飾が多い。木造ではなく、石造りだし日本のは神道の影響もあるとはいえ同じ宗教がベースになっている建物には知らないと見えないね。
それっぽい衣装を着てさらに専門のカメラマンを雇い写真撮影をしている人がたくさんいた。カメラマンをチャーターできるのは確かにこの場所だといいサービスだね。横から眺めていると結構丁寧にポーズとか場所とか指定してくれるみたいだし。
galaxy の折りたたみスマホ持っている石像がいてトレンディーだね。
この寺院で結構見かけたオレンジの布がかけられた像。かけられているものとかけられていないものがバラバラと並んでいたり謎で少し不気味だった。
建物の外観だけでなく、内装も壁が幾何学模様が色付きで装飾されておりギラギラしている。
ここを観光しているときに会議で会った人と遭遇し、結局ここから夕食まで一緒に行動した。
よりになるとライトアップされる。これは派手派手出なくておしゃれめのライトアップで川越に見ると綺麗だね。
9日目 (2024-08-18)
昨日行ったところともう一つ有名なバンコクの観光地に今日入ってきた。 ブッダた横になっている巨大な仏像がある寺院。
敷地にはこんな感じのタイ寺院っぽい派手めの建物と塔がたくさんあり、その中心にある建物に仏像が設置されている。
この旅行を通して思っていたのだが、タイの仏像は日本のそれと体系とか表情が結構違う。こちらのものの方が若めで体も顔も引き締まっている感じがする。
これが最大ってわけではないみたいだがかなり大きくて、建物にきっちりとギリギリおさまっている感じ。
この横になっている仏像の周りをぐるっと歩いて回れるようになっている。
この寺院は学校として機能していた時期、今でも部分的にはそう、があるらしく、タイ式マッサージの学校もあり、そこでマッサージの勉強をしている人たちから施術してもらえる。通常の値段より少し安いししっかりしてもらえるってことなので全身マッサージ30分コースでお願いした。あまりマッサージされたことがなかったので期待していなかったが30分は一瞬と感じるほどリラックスできた。唯一問題があったとしたら、隣でマッサージしてもらっていたおっさんがなぜか知らんが上裸でその乳首が真っ黒だったのがやたらと気になったことくらい。
ランチは事前に youtube で見つけていたホテルの中にレストランとして付属しているカオマンガイが有名な店に行ってきた。少し待たされたがホテルのロビーだったので快適だった。冷房が効きまくりかつ直撃していたのでめっちゃ寒かったのだが料理は美味しかった。タレがたくさんついてくるのも楽しかったし、追加で注文してみた天心らも美味しかった。
腹ごしらえした後は、街の少し外にあるマーケットをみに行ってみた。主に観光客向けの店がひたすら迷路みたいに並んでいるエリア。竹みたいな素材を折重ねて作ったトレイを買ってみた。変なTシャツとかたくさん置いてあり買うことはなかったがまあ面白い。
この後は中華街を見に移動してみた。
途中でなんか嫌な感じの日本が強い区画があり、実際に日本人が結構ウロウロしていた。この旅行中日本人をたくさんみたが、マナーが悪い人も結構いて残念だった。
これも事前調査してあったプリン屋。人気っぽかったゴマ味にしてみた。思ったよりしっかりごまで、かつ、甘すぎず良い感じだった。これはもっといろんな味を食べてみたかったね。
日本の中華街よりも中華街っぽくて人が多くてごちゃごちゃしていたが楽しかった。
腹は全然満腹だったのだが出店がたくさんあったのでタイで人気の揚げパンを食べてみた。その場で焼いて甘いクリームをつけて出してくれる。めっちゃ甘くて美味しい。
コーラ瓶が一本ずつ入るようになっておりそれがリボルバー的に回転する前自動コーラ冷やし器。
最後にホテルの近くの有名チェーンパッタイ屋で一日を締め括った。
10日目 (2024-08-19)
服の洗濯するためにホテルの近くのコインランドリーに行きつつ、朝食をとった。
いい感じにローカル感のある麺屋。テイクアウトの人やスーツのおっちゃんがサクッと立ち寄るような感じ。鍋にたくさんできているので頼んだらすぐ出てくるしサクッと食べれる。
甘辛煮みたいな味付けで、揚げ豆腐みたいなのと鶏肉と野菜が漬け込んであり、その下に麺が眠っている。味付けもちょうど良い感じなので毎朝食べれるねこれ。覚えてないけど値段もかなり安かった。働いているのもママさん軍団的で元気がもらえるね。
洗濯と朝食を終えてからは電車に乗って街から少し離れ、写真映えすると話題になっているらしい新めの寺院を見に行ってきた。
謎のドイツからプレゼントされたっぽい杖が置いてあった。顔がドイツでよく見るっぽい感じでウケる。
若干内装は洋風な建物を何階か階段で登ると、メインの映えスポットに到着する。特に何があるわけではないのだが、内装がこのサイケデリックな感じの色と模様になっている。確かに面白くはあるのだがあまりにギラっとしており、ふーん、というくらい。こことにかく日本人が多く、めっちゃ騒いでいる日本人のおっさん集団とかおり気分が害され、そちらの方が気になってしまった。
少し敷地を探検してからバスで移動して、バンコク最大のモールに行ってきた。
バス、酔わなければ街の雰囲気を一気に見れるので楽しい。バスも、古き良き感じで乗っていて楽しい。人がたくさん乗っていたら暑いのだろうが通勤時間は避けれているので空いていることが多い。
モール、高島屋かなんか、日本の系列のものだった。一回はレストランがたくさん入ったフロアになっており川が流れていたりして楽しい感じなのだがひたすら人が多くて歩くのも困難なくらいだった。
なんかもう食べてしかいない気がするのだが、モールには日本からのフランチャイズも結構入っており、ヨーロッパでこれらを見かけることはないので一度は食っておくかってことで和幸をキメてみた。ちゃんと完全に全て再現されており幸福度が向上した。衣はさくさく、ソースも完璧、味噌汁もついてきて優勝した。マンハイムのエセ日本料理屋でカツ食ったことあるけどあれはやっぱり最悪だな。このレベルの料理を日常的に食べれる文化圏じゃないとやはり長期的に滞在するのは困難な気がした。
やっぱりこのたい旅行食べてばかりいる。このモールから出てからは数日前に試してかなり気に入ったトムヤムクンの店に移動して締めのスープ麺をキメた。
やはりこれは良い。たくさんの味が混ざり合っているのにそれらの調整が完璧になされている。
またドイツに帰る前には戻ってくるのだが、バンコクはこれでひと段落。明日からは念願のアンコールワットに行くためにカンボジアへ移動する。
このバンコク旅行はドイツに三年ほど住んでからきたのはタイミング的に非常に良かった。日本を思い出しつつ、ヨーロッパとアジアのことを、生活する、って視点で考え直せた気がする。 ドイツは色々不便なことが多いので日本の利便性を懐かしく最近強く思っており、コンビニとか、バンコクでそれを疑似的に思い出せた。また同時に、人口が多すぎる、とか、暑すぎる、とかって問題の方も東京と類似していたので都合の良くない側面も体験できたのでカリブレーションもできた。