パリに住んでいる友人を三日間訪問した後に、せっかくなので Mont Saint-Michel まで行ってみた。自分は二度目だがワイフは初めて。 パリの友人宅から電車とバスで合計5時間くらいでいける。途中、Rennes でバスに乗り換え。少し探索したが普通の小さめのヨーロッパの街って感じ。

スーパーに連れて行かれそうなおばちゃんのバスでぐっすり寝ていたらあっという間に到着した。 バス停からは一瞬迷ったが宿まですぐで荷物を預けてからとりあえず修道院目指して移動した。


旅行シーズンは過ぎているが、まあしっかりと人はいた。けど、来たタイミングとしてはめっちゃちょうどよかったのではなかろうか。人はそこまで多いわけではないが、気候はいい感じで暑くも寒くもなく、観光地っぽい雰囲気が出るほどに人の量はいるが、レストランは予約していれば余裕で入れる。

島の中は、小さい街道っぽいのがあり、進みつつ登っていくと修道院があり、ここからはチケットを買って入場する。当日だがオンラインで買っていたのですんなり入ることができた。

中自体は、特筆することのないパッとみた感じよくある教会、修道院、って感じ。


中庭はコンパクトで可愛い感じ。

中よりもそこから眺める海の方がユニークで楽しい。


登ってすぐの時。


少ししたら少しずつ水が張り始めていた。


望遠鏡もあるのだが、周辺見渡す限り何も見えなくてつまらなさそうなので課金はしなかった。


夏じゃないってのもあるのだろうが、海なのにドブロブニクみたいにギラギラしておらず落ち着きがあり良い。


日本人たくさんくるみたいだね。これは機械翻訳では生成されない。


銃を出して打ち下ろせろうな穴を覗くと絵画みたいでいい感じ。

一通り探検したらいい感じの時間になったので夕飯のレストランを予約してから、夕焼けを見るためにいい感じのスポットを探してさらに歩き回った。


視界を遮るものがほとんどなく、ひたすらに遠くまで見えるのですっきりした夕焼けを楽しむことができる。


人が多かったらもっと忙しい雰囲気になっていたのかもしれないが日が落ちる時間になるとだいぶ落ち着いており写真も撮りやすい。

一旦ホテルに戻りチェックインしてから夕飯を食べに、このエリアに二つしかないレストランのうちの一つに行ってきた。羊肉が有名らしいのでそれがある方にした。


ワイフはラム肉、自分はこのフランス風、サーロインステーキにした。パリでは食べ損ねていたのでここで食べれてよかった。

観光地の数少ないレストランなので質に期待はしていなかったのだが意外とこれが美味しかった。値段も普通に街のレストランで食べるくらいのものでびっくりした。 ワインももらい大満足。ステーキがだいぶ柔らかくやけており、家でこんなふうに焼きたいねと思った。

食後は、もう外は真っ暗になっていた。島までのバスはまだ出ていたので、暗くなってからはどんなふうに見えるのか少しみに行ってみた。


レストランとかあるエリアですら結構暗かったので、島の方まで行くともはや何も見えないほど暗い。周りは海だし人もほどんどいないのでちょっと怖い。だが、景色は最高で、修道院のライトアップは控えめなのだが、そのおかげで満天の星空が割とくっきり見える。もう十年以上このレベルの星空は見ていない気がする。ここまで真っ暗じゃないと星空って見えないんだね。天気が良かったので雲で遮れられることも全くなく、空全体が星で覆われていた。レストランのエリアに戻ったら近いのだが、もうすでにこのレベルの街灯でたくさんの星は見えなくなっていた。


宿は静かでしっかり寝れて良かった。今回のフランス旅行はかなり毎日遅くまで起きていたので体調崩す心配をしていたが乗り切れそう。(帰ってきてこのエントリを書いている時に壊している。)


朝まで気づかなかったのだが、窓から外を見ると島が見える。

朝日が当たったところを見るために昨日買っておいた菓子パンを食いつつ、少し早い時間から散歩してみた。


朝の柔らかい日が当たるとまた昼間とは違った感じで良い。人も少ないしめっちゃいい散歩だった。


めっちゃたくさん羊がいた。たまに柵をこえてくる奴らがおり、暴走羊と化していた。

島ではまだ時間が早いので各店がいろんな準備をしており、ガチャガチャしておりそれもまた面白い雰囲気だった。


何かしらの機材をヘリコプターが運んでおり、目の前まで飛んできていてド迫力だった。


もう少し日が出てから見えた海。

朝の散歩をしてからはきた時と同じおばちゃんが運転するバスに乗って Rennes まで戻りそこからパリを経由してマンハイムまで帰った。 バスでキャラメルを口に入れていたら飲食禁止と怒られた。