1日目

昼過ぎにハンブルグを出発してケルンを経由してブリュッセルに移動した。当然のように電車が遅延したり、駅での表示が悪かったりで、たくさんの外国人と共に駅で混乱した。かなり到着が遅くなったのだが、その遅延度合いはギリギリ1時間に満たなかったので返金の請求をすることはできなかった。1時間最低送れないと全く請求できないのはどう考えてもおかしいだろう。

到着後急いで街中まで歩いて移動して、ギリギリ閉まるところだった目星をつけていたクラフトビール屋で駆け込みいっぱい ipa を飲んだ。2杯とも ipa なのだが、それぞれ個性があっておいしかった。やはり単体で飲むなら一番 ipa が楽しいと思う。食べ物とは癖が強いので合わないかもしれないが、そもそもそれはヨーロッパでは心配する必要がない。この店はタコスもありそうだったのだが、到着が遅くなってしまったためキッチンが閉まっていた。残念。

夕飯をとっていなかったので、ビールの後に謎のベルギーローカルフードを食べてきた。この適当に入った店限定の食べ物かと思ったけどこの旅行中何度もこれを見かけたのでそんなことはないみたい。パンにフライドポテトとギョニソみたいな味のプロセスされた肉が挟まっており、選んだソースをぶっかけてくれる。とにかく知能が低いのだが、ケバブと比べてるとまあこちらでも悪くない。ケバブみたいな気持ち悪くなる重さはこちらにないので自分にはこちらの方があっている気がする。巨大だったのだがなんとか完食することができた。ちなみにかかっているソースは「サムライソース」と呼ばれるもので、注文時に笑っていたら対応してくれていたにいちゃんに日本人だとばれて、このソースは日本にもあるの?と聞かれたので、そんなものはないと答えておいた。辛味のあるマヨネーズでフライドポテトにはあるので会ってもいいとは思うけどそもそもフライドポテトがヨーロッパほど浸透していないので。少しだけ中心を経由しながらこれを食べながらホテルへ歩いて移動した。

2日目

ホテルには大量の高校生くらいに見える若者がいたので少し不安だったが快適に寝ることができた。ハンブルグのホテルがだいぶうるさかったのでありがたい。少しでも値段を上げると大幅にh質が変わるね。

朝はエチオピア感の強いカフェで朝食をとった。多分何かしらのスパイスが入ったコーヒーだったが適度なスパイスで美味しいコーヒーだった。受け皿の模様もなんかかっこいい。エチオピアにはいろんな形の十字架があり、そのデザインカタログ本のようなものも置いてあって面白かった。そのうちのいくつかの形は、ゼルダのゴーレム素材にそっくりだった。

今回の目的はビールなのだが、朝食の直後からビールを飲む元気、そもそも店がまだ空いていないので、街の中心から少し離れるところまで歩いて文房具屋を三店舗ほどのぞいてきた。

一店舗目はヨーロッパ的な建物だったが、商品はほとんど日本のものでいいのだけれど日本人としてはあまり面白くなかった。

が、その次に行った店はそこにある印刷所で作成したノートとかを売っていてこちらはとても楽しかった。いい感じの紙に店のデザインのいろんなものが(おそらく)活版印刷されている。複数の種類の紙を一つのノートに混ぜたものとかもあって楽しい。どれも高かったが見るだけでも楽しかった。ここのオリジナルのいくつかの商品には日本語のラベルがついていたりしたので調べてみたところ、日本でもオンラインではいくらか流通があるみたいだった。

おそらく試し書きの紙を取り出して、店の前の壁に貼り付けている。

ちょくちょく面白いイラストがあって良い。

道端で見つけた適当な看板、自分はかっこいいと思ったのだが、ワイフは同意せず。

大きな街だとヨーロッパでもちょくちょくこのリコーの看板を見る。実際のところ関連したサービスを提供しているかは今となってはだいぶ怪しいけれども。

ほとんどの住宅のような建物のドアにはこんな感じでポストがついていて letters と書いてある。わかりやすくていいね。

ビールを飲んでも問題ないくらいの時間になってきたので軽食も兼ねて街の中心に戻ってきた。

最初に向かっていたところではないんだけど、見るからにいい感じの店があったので、前菜とビールだけのために入ってみた。魚のコロッケとイワシの漬物とピクルスとパン。非常に単純な組み合わせだったのだが、海鮮なしのドイツ生活が長い我々には非常に響く組み合わせだった。これくらい簡単なものでいいので、ドイツでもあると嬉しいのだけれども。

ビールは pils と Gueuze というのを頼んでみた。Gueuze はブリュッセル近郊にしか存在しない酵母を活用して自然発酵させたビールらしく、かなり酸味が強く、どちらかというとシードルに近い。今回土産として一本持ち帰ったのだが、こちらのインスタンスはもはや言われないとビールとわからない。単体でも楽しいし、ここでの頼んだ料理は味の強いものばかりだったのでそれもちょうどよかった。ベルギーはビールの幅が本当に広いね。楽しい。

前回も見たけど、一応小僧にも挨拶しておいた。たくさんの人と1人のオタクがいた。

本物の小僧自体はしょぼいのだが、町中に小僧が溢れかえっているのはなんか面白い。今回思ったのだが、ベルギーは結構オシャレな感じがする。歩いている人がちょうどよくオシャレなのもだし、日本人的に刺さる雑貨屋も多い。

こいつは看過できないけど。やばすぎるだろ顔。

こちらが本命の店。ワイフが前回友人と来たらしい。海鮮を普通に持ち帰り用に売っている店が、その売り物を注文したらその場で調理して出してくれる。いい感じのセットアップ。ほとんどの席は目の前の広場に展開されており、天気が良かったのでそこに座って食べた。注文したらかなり短い時間で提供してくれてそれも良い。貝とエビとイカのフライを食べた。ワインのセレクションも食べ物に合う感じになっており、ぐびぐび飲めてしまう。食べ物もワインもおかわりした。小さい量で出してくれるので少しずつ食べたいものを食べたいだけ出してくれるのもいいし、そもそも料理もちゃんと素材の味がしてうまい。今回思ったけどブリュッセルは過小評価されている気がするな。バキバキのヨーロッパという感じの街ではない部分も多いのだがそれを上回る楽しさがある。

ジャスティス。

メキシコの人形とスコットランドの音楽隊の謎コラボっぽいものも見れたし。バグパイプの民族音楽って訴えかけてくるものがあるよね。素通りすることはできない。

街の中少し歩きつつ、名前がかっこいいということで行こうとしていたビール屋に向かって歩いた。街中から結構外れるので割と歩くことになった。街の北の方に歩いたのだが、中心から少し離れると結構ガチャガチャした感じになりマンハイム的な意味で異国感が漂っていた。

そのなんとなく歩きづらい道を通り抜けたら高級そうな閑静な住宅街エリアに入った。そこの広場でやっていたマーケットを通り抜けながらさらにバーに向かってあと少し歩いていたら、他にも日本語を話している夫婦がいて遭遇したのでなんとなくその場でしばらく立ち話をした。日本人とイギリス人の夫婦で、ドイツに住んでいる話や大学で働いており、2度目のブリュッセル観光をしているとの話をした。日本語が街中で聞こえることはあるけど実際に話をしたのはこれが初めてだったな。非常に感じの良い人たちで変な緊張もすることなくリラックスして雑談ができた。

これが目的地のバー。Python。プログラマーとしてはここに立ち寄らないわけにはいかない。ちゃんとオリジナルのグラスにもプリントしてあってカッコ良い。お土産に交渉してグラスをいっぱい買って帰ってきた。ここでしばらくベルギーのビールをテラス席で飲んでいたらさっきの夫婦が通りかかったのでテーブルを一緒にして結構長いこと話をしていた。熊本とかなんか色々なところで共通点があったりして面白かった。なんか凄そうな夫婦だった。グラスが入手できたのも、こちらの奥さんが交渉してくれたから。この辺には実はホンダがあったりして日本人が多く住んでいるらしい。

遭遇できた素敵な夫婦と解散してからは、軽く夕飯を取るために少し歩いてこのまちで一番との噂のフライドポテトを食べてきた。まあフライドポテトしては悪くなかった。あくまでフライドポテトだけれども。ソースはもちろんサムライソース。

帰りは地下鉄に乗ってホテルまで帰った。

3日目

名残惜しいがブリュッセルに別れを告げて寄り道しつつドイツに帰る日。

昨日とはまた別のカフェで朝食をとった。リスクを承知でキムチクロワッサンなるものを注文してみたがこれがちゃんとしていて、これまでヨーロッパで食ったパンの中で一番好きだった。キムチとクロワッサンがそれぞれ歩み寄っていて喧嘩していなかった。マンハイム大の食堂でキムチバーガーを食べた時は大げんかしていたけれどもここでは仲良くしていそうで良かった。

ティンティンなのか自信がない。左がそうな気がするけどそうでない気もする。

なんかメキシコのフェアをしていた。我々がオハカでみたような巨大人形もいたしデコレーションもしてあった。なんでかはよくわからないけどいいね。

分解された巨大人形の手の部分。

少し次の目的地へ移動するための電車まで時間があったので、昨日行った店で軽い昼食をとった。魚のスープと魚のフライのバーガーを注文した。飲み物にはビールとベルギーのクラフトコーラも注文した。魚のスープは結構辛かった。ベルギーって意外と辛いものが多きがする。辛いものへのアクセスはおそらくヨーロッパで一番良いのではなろうか。アジアの辛いとは少し違うのだけどこれも評価ポイントである。