Nürnberg から移動してきた。

ドイツに来て初めて、ホテルではなく、ガストハウスなる、多分に日本の旅館に対応するものに宿泊してみた。 到着したら、ドアが閉まっており、張り紙に書いてある番号に一度電話してみたが繋がらなかったので少し焦ったが、再度かけたら繋がってすぐに部屋に案内してくれた。

ホテルと旅館ほどの違いはあくまで西洋の建造物なのでないがそれでもなんとなく均一化されたホテルとは少し違い良い。男子心を軽くくすぐられた。

この町も城壁に囲まれており進撃感がある。が、あくまで人間向けなので、巨人対策にはほとんどならないだろう。超大型なら軽くまたげそうな高さしかない。


完全観光にチューニングされた町で、店は食事どころか土産屋しかない感じだった。 その土産屋も店名にクリスマスと入っていたり、この季節がかき入れ時であることを示しており手のひらで踊らされている感があるが、住民票を持っているとはいえあくまで観光客なのでしょうがない。


この手の物が大好きな人ならひたすら散財できるのではなかろうか。

自分らがいる間には少し雨が降るだけで、雪になるほど寒くはなかったのか、多分先週寒かった時の雪がまだ残っている。


いい感じのやつらと


かわいそうな感じの奴らが並んでおり、これが世界の縮図だ、となった。


例のアレ、も街の中心にあった。中国アメリカからの観光客がほとんどだったが二、三組日本人も見かけた。 チェックポイントとして来訪したものの、あまり観光地感が強すぎると萎えてしまうんだよね。 個人的にはより生活感がある大きい都市や、ローカルが観光に来る中規模の観光地の方が好きなのかもしれない。 だが、まあ日本人としてこの場所で写真を撮るのは必須だったよね。


なぜか知らんがクリスマスマーケットはこじんまりとしていた。


小さい街なので、少しだけみに来て、宿泊は Nürnberg とかの大都市でする人が多いのかしら。


夜歩いていたら遭遇したので謝罪しておいたとりあえず。


二日目は夕方まで街巡りして帰宅した。

小さな街なので、基本昨日回り切ってしまったと思っていたのだが、街の至るとこにある 22 個のチェックポイントを示すマップを見つけ、それをめぐっていたらまさかの帰りの電車、割とギリギリになるくらいまで楽しむことができた。


街を囲う壁には内側からのぼることができ、その上つたってしばらく街の周囲を回ることができる。楽しかったのだが、チェックポイントまわりの順番をこれのせいで破壊してしまった。


誰か知らんが敬礼しておいた。


日本の瓦でも採用されているのか知らんが、賢そうな方法で屋根が実装されていた。


巨人には意味ないだろうね。


これに巨人がビビるとも思えないしね。


この手の橋はテンションが上がるが、チェックポイントには登録されていなかった。なぜや。

昼は、休憩も兼ねてバーガーレストランに座ることにした。 他の客はもちろん外国人観光客ばかりで、滞在の後半はもう全員アメリカ人になり少し怖かった。

同い年くらいのカップルと相席テーブルになり、自分らが先に会計をしたのだが、その際に自分がドイツ語で会計のお願い、チップの処理をしていたら、彼氏の方が彼女にもちろん英語で、”He is speaking German!” と言っていた。小声で言っていたが、彼女は自分の隣に座っているのでもちろんこちらまで聞こえて、何かしら反応した方がいいのか迷ったが無視した。 ワイフと謎言語を喋るアジア人が基本のドイツ語を喋るということは、英語もおそらく理解するであろうという想像力はないのだろうか。嫌な気持ちはせず、もしろドヤ、という感じだったが謎は残る。

チェックポイントは割と上手に回れていた気がするのだが、18 番がなぜか知らんが、めちゃんこ見つけ難いところにあって苦戦したが、帰りの電車割とギリギリの時間に見つけることができた。雨の中、このために小走りしていたのは我々くらいだろう。

少しの不具合はありつつも、ここまでなんだかんだ大幅に遅れずに電車のこの旅行で乗れてきていたのだが、もちろんそのままではドイツは許してくれず、帰りは、フランクルフルと乗り換えが直前の電車までの電車が遅延したせいでうまく行かなかった。結局1時間弱遅く帰宅することになったのではなかろうか。その時はイライラしていたが、こうやって記事にしてみると、1時間に感謝する気持ちも芽生えてきてブログの威力に再度気付かされた。むしろありがとう DB 。

Rothenburg からフランクルとまで、チッケトに関して質問された日本人カップルとなんとなく一緒に電車移動してきた。 彼女は社会人で彼氏は大学生、関西弁で、予定を特に立てずに弾丸でヨーロッパに旅行に来て、帰国の予定も明日からの予定もないと言っていた。深掘りしたら色々面白い話が聞けそうな感じだったのだが、ここは自分が日本人であることを思い出して、深くは触れないようにしておいた。


まあそのおかげで見れた、夜のフランクフルト駅。