出張を拡張し、週末にアムステルダム旅行に行ってきた。
0 日目
木金と前日二日出張でケルンに行き、金曜日に解散してから電車でアムステルダムまで移動した。 ケルンアムステルダム間は、3h くらい。オランダの最北端っぽい位置にある街への移動と考えたら一瞬なのではないだろうか。 やはりこの視点ではヨーロッパ最強である。
今回宿泊するホテルはアムステルダム中心から少し離れているところなので、金曜日夜の時点では、中心に到着する少しままで、ドイツの鉄道で移動して、そこからホテルの最寄りまではオランダの鉄道で移動した。 ドイツ、オランダ間の電車はカオスることがあると聞いていたので不安だったのだが問題なく運行してくれたのでよかった。 そこまでの電車はいろんな国出身の人らがいて面白かった。席を予約していた結果、ボックスで、二人の他の人と相席状態だったのだが、一人はドイツ人っぽいビジネスおっさん、もう一人は家族と移動していた中学生くらいの女の子だった。 この女の子の家族は、何語を話しているかもよくわからなかった、が少し反抗期が来ていそうで家族とは違うボックスに座っているあたりお年頃という感じで少し面白かった。
電車の中、前半寝ていたのだが、起きたらよだれがダウンに垂れており、それに気づいた後にその女の子と目があったのだが、特に笑ったりするわけでもなく、ノーリアクションで視線を外されたのは逆に悲しかった。 前半まではよかったのだが、後半から体調が悪くなる前兆が現れてきて、車内の温度が実際どんなだったのかしらないが、自分はダウンを着ても寒気がして震えていた。 電車で食べようと思い購入しておいたサンドイッチとクロワッサンを消化することもできなかったし、頭痛のせいで後半は寝ることもできなかったのだ少しきつかった。
Amsterdam Amstel という謎の駅でオランダの鉄道に乗り換えてからはホテル最寄りまであっという間だった。
オランダってなんかこの黄色のイメージある気がするよね。どこで他で見たことがあるのかわからないけど。
ホテル最寄り駅からホテルまでも少し徒歩で移動する必要があった。 同僚から聞いてはいたのだが、アムステルダムは宿泊費が非常に高く、街の中心近くに滞在するのは我々の経済力を持ってしては難しそうだった。 手が届きそうな価格のところもなくはなかったのだが、それと引き換えに宿の質が著しく下がりそうだったので今回は、中心から電車に乗る必要はありつつも、しっかり休息できそうなした方にした。 結果として翌日のイベント的にこの選択が功を奏した。
体調が悪くなってくることを感じたので、この日は明日の朝には何事もなく体調が回復していることを祈りつつ急いで準備をしてベットに入った。
1 日目
夜中に一度目が覚めた時の調子から薄々感じてはいたのだが、朝起きた時には完全に体調が悪くなっていた。 強い頭痛はするし、寒気が布団にくるまっても治らない。 全然街を探索できるような状態ではなかったので、元々予定した中心街の少し外れたところにある、風車が可愛い感じにある街への訪問は断念して、ワイフが近くのスーパーと薬局で色々仕入れてきてくれるのを寝ながらまった。 ホテルが僻地だったがために最寄りのスーパーまでも電車で移動する必要があったみたい。 この点では不便だったのだが、ホテル自体は静かで安定した睡眠をとることができたのでよかった。
ワイフが戻ってきてから、買ってきてくれたサンドイッチをとりあえず腹に投入し空腹状態を解決してから、解熱鎮痛剤を飲んだ。 海外で薬を買って飲むのは、メキシコの腹痛薬依頼だな。 これを飲んだら急に睡魔に襲われたので、昼過ぎまで寝ることにした。
数時間死ぬようにして寝て目が覚めたら、汗でパジャマがぐちゃぐちゃになったのと引き換えに、薬が効いたらしく体調が著しく回復していた。 頭痛はしないし、体の寒気も治った。 アムステルダムまで来ておいて、このままホテルにずっと滞在するのも後から後悔しそうなので、出かけてから体調が悪化しないか不安を抱きつつも、電車に乗って街の中心に繰り出した。
google map 眺めるだけで伝わる街の構造の特殊感が、少し歩くだけで体感できる。
運河のサイズとそれに掛けられた橋に合わせてデザインされているだろう船が観光客を乗せて巡回している。
中央広場っぽいところ。観光向けっぽい可愛いトラムがあった。それを管理する可愛いおじさんもいた。
マーストリヒトでもそうだったけど、このクリーム色っぽい建物結構好き。
昼から人は多かったのだが、夜になってさらに活気を増した気がする。さすが R 指定の街。 このまだまだ寒い状態でこれなら、夏になったらどれだけひとがくるんだろう。 モダンな感じで住みやすそうだと思っていたのだが、この小さい街に大量の観光客が常にいるんだとしたら、現地民としては少しめんどくさそうだよね。
ワイフと一緒に行くのは少し変なのかもしれないが、有名なので、red light エリアものぞいてきた。人間が箱に入れられて展示されているのは、目の前にしてみると想像以上の何かがあり直視することはあまりできなかった。
当然男が多くこの辺は歩いており、何かしらをこのディスプレイされた女性らと交渉しているのも聞くことができた。交渉の余地があるということは、女性陣はフリーランス的にこの箱を借りているようなビジネス形態なのだろうか。
少し気になるところではある。
もちろんアムステルダムというば、というコーヒーショップも至る所にあった。街の中では、フライドのポテトか大麻の匂いが常にするという感じ。
匂いがこの2択の街はここ以外にはないのだろうか。
寒さを凌ぎつつ、軽食を摂るためにバーを何げんかのぞいてみたのだが、めっちゃ混んでおりなかなか席が見つからなかった。1箇所奇跡的に席を確保することができた。
これ夏になったらとんでもないことになるのではないか。
この時点では体調は大丈夫だったのだが、帰路についてホテルに近づいてから徐々に薬が切れたのか体調が悪化し始めた。
2 日目
朝から完全回復ではなかったのだが、投薬によって行動は可能だったので、チケットを買って予定していた通りゴッホ美術館に朝から行ってきた。
印象派としてはモネをこの前パリで見ているのだが、ゴッホも良かった。 友人と喧嘩して発狂し、耳を切り落としてから娼婦に届ける、という話もぶっ壊れていて良い。 が、比較するものでもないのかもしれないが、モネの方が自分は好きかな。 印象派、見ていて面白いので他のアーティストの作品ももっと鑑賞してみたいね。
カフェの窓から車とか人眺めるの面白い。日本の人々とサイドバイサイド行動比較したいね。
チャリフレンドリーな街として有名だが、確かに街中で爆走しておられる人らがたくさん。
昼過ぎの電車でケルン経由で帰宅する前に、昨日とは違う店でポテトを補給しておいた。人気店的なところで行列ができていたがまあやはりポテトはポテトだよね。
帰りの電車も予定通り運行し、今回の旅、体調は破壊されていたのだが移動は快適だった。