1 日目

しばらく前から予定してたドブロブニク旅行。

初日の出だしの段階から、もうパブリッシュに必要な情報は全て提出していたと思っていたジャーナルのプロセスがいかれ狂っていたせいで盛大に調子が狂った。 latex のソースコードとそれをビルドした PDF を少し前に提出し、それをジャーナル側のシステムでも正しくビルドできることを確認した。 これを持ってして重要なプロセスは完了したと思っていたのだが、夜のうちに彼方から送られてきた最終確認用の PDF をみてあらびっくり、基本のフォーマットが大きく変更されており、その結果として tables も壊れ、手動で内容を一字一句打ち直したのかという、謎のタイポが大量に含まれていた。

元々こちらが沿っていたフォーマットは公式サイトで指定されていたものでやはり正しく、そもそもそれでレビューも通っているので問題なかったはずなのだが、なぜわざわざ(おそらく)手動で他のフォーマットに変換したのか全く理解ができない。 100歩譲ってそれは良いとしても、それならそれでクソみたいなタイポはどうにかしてほしい。 こちらとしては大量の時間を費やして仕上げたものを、謎の理由で破壊されてたまったもんじゃない。

少しずつ論文のタイポチェックを試みたが、指定されていた二日間では旅行に行っていなかったとしても厳しいくらいのものなので、1週間は少なくとも猶予をくれ、と、連絡しておいた。


飛行機の時間が夕方だったので、割と朝はゆっくりしてから出発することができた。 電車も、当然時間通りではなかったが、5分しか送れなかったのでフランクフルト空港までも余裕を持って到着したのでよかった。 フランクフルト空港は何度か利用したことがあり、その度に軽く迷子になっている。 今回もゲートと何かしらを勘違いして少しだけ謎のところで待機していたがすぐに気づけたので問題なかった。

飛行機は少し遅れたが到着時間は予定通りだった。 機内では呪術廻戦の振り返りを一話みてから寝てたらすぐについた。

飛行機からバスへの移動、そこから街への移動もサクサク完了したのでよかった。 空港がだいぶ小さかったので迷い用がなかったしバス停も空港から出てすぐだったのでわかりやすかった。 バスが山を通り抜けて海の方に降りていく過程で、くねくねするのでそれのせいで多少気持ち悪くなったが景色が良かったのでよしとする。


バス降りてからホテルへの道ですでにこの眺め

今回は値段的に airbnb を宿として使った。 街の中心から結構遠くて、30min 弱坂や階段を登らなくていけないので1日観光した後ととかは結構辛かったが、値段と眺め的には満足だった。


小さい窓だったが島、海、船、街の中心にある城壁全部が綺麗に収まる素晴らしい眺め


割と遅い時間になったので街の中心まで歩いて、この店でバーガーをテイクアウトして少し暗くなったがまだ人がいるビーチサイドで食べた

街の中心から離れている住宅街にある宿だったので夜も非常に静かで快適に寝れた。

2 日目

寝るのも遅くなってしまったので多少の疲れが残っていたが、街が混み始める前にメインの観光を開始したかったので移動を早めから開始した。


宿出てすぐのところ。街の至る所にこんな感じのカラフルな花がついた木があり映え


朝日で最高に綺麗な海がより映える


ローカルの人のものか金持ちのものか、それっぽいボートがたくさん並んでいる

この街のメインの観光スポットはそれを囲う城壁の上。 街の1日観光チケットを購入するとこれがメインとして含まれているものとして示される。 事前の調査でここが非常に混むことはわかっていたので街に到着してからすぐ登り始めた。


壁の下は完全に崖になっている。柵が低めに設置してあるのは眺めを阻害しなくて良いのだが少し怖いところもあった


壁の影が海に映るのもかっこいい


街自体のサイズはかなり小さいのだが、めっちゃ詰まっているのでこんな感じの小道が大量にある

壁は思ったより完全に街を一周することができ、いろんな角度から街を見ることができるので楽しかった。 早い時間だったがそれでも割と人がいたので一番最初にここに来たのは良かったね。

結構歩いたので休憩がてらカフェに寄った。 暑かったのでアイスコーヒーを飲みたかったが切らしていたみたいなので、フラットホワイトを注文した。 氷入れようか?と聞かれたが、それは邪道な気がしたので暑い中暑いコーヒーを飲んだ。


バキバキの観光地なのだが、ちょくちょく生活感があり面白い


天気が良かったので影が綺麗に撮れる


江ノ島くらいの勢いで猫がたくさんいる。あまり好きではないが

一休みした後は、他の観光スポットである修道院や壁の外にある要塞跡地をのぞいてきた。

一通りの街中観光をしてからは、夕方からカヤック体験を予約していたので一回宿に戻り着替えてから再度街に繰り出した。 1日チケットには観光名所の入場料に加えてバス乗り放題も含まれていたので移動は簡単だった。 バスに乗るタイミングで運転手に見せようとしたら全然確認せずに通してくれたので何もなくても乗れそうではあるが。

集合場所は入江で小さないわばビーチになっていたのでカヤックの開始前に少し水に入ってみた。 これ自体は気持ち良くて楽しかったのだが、携帯を岸に置いていくのが不安だったし、防水だし大丈夫だろうと思って水着のポケットに入れたまま入水ししばらくし、上がってから確認しようとしたら動かなくなっていた。 ワイフ携帯の方は大丈夫だったので、もしかしたら自分の携帯のどこかにヒビが入っていたかなんかでそこから海水が入ってしまったのかもしれない。

不穏な形で開始したカヤックツアーだったが結果かなり楽しかった。 トータルで 4h くらいのイベントで、そのほとんどの時間ワイフと二人でカヤックの上だった。 水の上で過ごした最長連続時間だったのではなかろうか。後半少し気持ち悪くなったが、結構沖の方まで出れたし、宿の窓から見える島を一周し探検っぽいこともでき、最後に見えた夕日も最高に綺麗だった。岸から見えるのと結局同じじゃないかな、と思っていたが、違ったと思う。


プカプカしながら眺める夕日は良い

3 日目

アドリア海に面したリゾート地に来てビーチに行かないというはヨーロッパの雰囲気として許されることではないので、この日は朝から、比較的穴場ということになっているスポットに行ってきた。 自分の携帯は完全に動かないし、ワイフのは充電がちゃんとできないのでビーチまでの移動に不安があったが無事到着することができ、事前情報通り穴場だったらしく到着の段階では自分らの他にふたグループくらいしかいなかったのでのんびりすることができた。

砂浜というよりかはゴツゴツした石が多かったのと、水が予想よりも冷たかったのだが、入ってしまえばなんてことはなく楽しくプカプカすることができた。水に入り、昼寝をし、読書をし、ダラダラするので 5, 6h 一瞬で過ぎ去った。

適当に腕と顔に日焼け止めを塗り、その残りを腹に、足は完全に忘れていたので、ビーチから戻る時にはすでに火傷状態になってしまっていたがまあ楽しかったのでよしとする。


水も最高に綺麗だった


1週間過ぎてもしっかりとまだ跡が残っている

腹も空きそうだったので一度宿に戻りシャワーを浴びてから食事のために街の方にでた。


ドイツでは不足しがちな海鮮を摂取。パスタにはトリュフが撒き散らかされている。どちらもかなりうまかった


贅沢して締めのパンナコッタ

食事後は街を散策しつつ、日が暮れるのを待った。 観光地なのでたくさんの人が歩き回っているのだが、ちょくちょく隠れ家的スポットがありちょうど良い場所があったのでそこに座ってのんびりしていた。


海と街と壁、全部が綺麗に見える


黄昏てみた


街灯がつくとまた違った綺麗さになる

4 日目

最終日。 もちろんここで手を休めるようなことはせず、朝からおそらく多くの人はケーブルカーやバスで登ってい街を一望することのできる山に登ってきた。 途中何人か類似したルートを歩いている人らを見かけたが若い男子が多かった気がする。

登りに2時間下りに1時間くらいかかったかな。


写真じゃわかりにくいが結構高いところまで登るので完全に街が一望できる


めちゃ細い砂利道を車が暴走しながら道の奪い合いをする


もはや焼けすぎて赤い


上まで登ると逆側の山たちも見える。山あり海ありで全然まだまだ冒険しがいがありそう


頂上にはレストランと土産屋、簡単な展望台があった

若くはない日本人のツアー御一行がおり久しぶりに混乱しているに同志を見ることができてなんとなくホッとした。 このワタワタかんは日本人特有のものなのかな。


くだりは登りよりも短いが険しい道を選択した。所々にあるキリストの磔までの物語の石板があり苦楽を共に感じることができた

下まで着いてからは少し街を最後に散策した。


いい感じのおっさん


いい感じのにいちゃん達


多分一番人気のビーチ。人たくさん

帰りの飛行機もちゃんと運行してくれて良かった。 なぜか知らんが機内アナウンスをする ca が英語で話す時だけ何かしらにツボっており吹き出しながらアナウンスをかけていた。


電車も予定通り来てくれた