こともしも去年と同様、クリスマスマーケット巡りをした。 同僚と数日前に話していたのだが、実際のところ、ほとんどのクリスマスマーケットは差があまりなく、マーケット自体をたくさん巡ってもしょうがない可能性があるのだが、これをきっかけにいける街もあるし、まあ外国人として正しい行動ではないのだろうか。
合計で、三都市今回は巡り、最初の街はドレスデン。 保守的で、右系の影響力が強い街として有名で、あまり移民としてすぐに行きたい目的地にはならないかもしれないのだが、最古かもしれないクリスマスマーケットがあるっぽいので行ってきた。
1 日目
もはや安定の選択肢となっている旅行中の食事。今回は写真右の新しいブランドも試してみた。パッケージはかっこいいし少し細いのでリュックに入れやすいのだが味は左の方が好き。
今回はドリンクタイプに追加でバータイプも、電車移動が 5h とかなので持ってきた。意外とドリンクの方が腹持ちがいい気がする。これを買うくらいならドリンクだな。
今回も奇跡的に電車は無事に機能した。 長距離ではあったものの、スイッチ持ってきてゼルダしたり、アニメ見たりしていたのでそこまで気にならなかった。酔いはするものの旅行中のゲームは悪くないね。
チェックインしてからすぐにマーケットを覗きに行ってきた。 今月は電車乗り放題チケットを買っているので、小さな駅からホテルの移動とかもトラムに乗ったりしており、寒くて雨が多いこの時期のこの辺の地域との相性が良い。今回の旅行を通して結構小さく公共交通機関を使った。
何を表現しているのかは知らないが、ほとんどのクリスマスマーケットにある塔。ドレスデンのこのクリマのこの塔は最大のものらしい。乗っかっている人形たちもデフォルメの効いた可愛い感じで良いね。
クリスマスマーケットでは出店している店の多くは飲食系なのだが、もはやあまり食べたいものもないし料金割高なので、広場に面しているところにあったケンチキに入ってバーガーとかラップを食べた。絶品ってわけではないが安定しているね。たくさんの若者に囲まれることで若さを取り戻すこともできるし。
ドレスデンは結構大きい街なので、クリマは複数ある。過去に来たことある同僚が前もってお薦めをくれていたのでそれに行ってきた。入場料かかるでと言われていたが、時間の関係なのかなぜか無料で入ることができた。
よくあるマーケットとは結構近くて、中世な雰囲気を押し出しているものだった。店舗のデザインもそうだし、店員の服装とかもそんな感じだった。弓を撃ってみれるところがあり、最近ゼルダしているし気になったのだが、あまり場所として盛り上がりに欠けていたのでまた次の機会ということにした。
同僚からは裸の人々をここでみれると聞いていたのだが残念だがそんな謎イベントに遭遇することはなかった。
暗くなってきたところで街の旧市街付近のクリマにも行った。 この辺は、かっこいい昔の建物が集合していて、かなり見応えがあった。超えるのは難しいが、イタリアのフィレンツェを思わせるところがあり、ドイツの中でこれまで訪れた街でのかっこよさではここが一番な気がする。
マーケット通りと遠くから見た聖母教会。この聖母教会のデザインが好きで写真をたくさん撮ってしまった。
一つのマーケットで feuerzangenbowle を飲んだ。glühwein よりもこちらの方が好き。ラムをぶっかけた砂糖に火をつけて、その汁をワインに落とすのだが、その着火の際には写真に写っている男の子がベルを鳴らして知らせてくれる。
メインのクリマを夜にもう一度見に行ってきた。ホテルの近くだったので立ち寄りやすくて良い。天気はあいにくだったのだがドイツでは多少の雨は無視されるので。
一日楽しく過ごすことはできたのだが、ドイツあるあるで夕食はこんな感じになり、買い物をしている際にスーパーで発狂して心臓発作を起こしそうになった。
2 日目
少し足を伸ばして世界最古の牛乳屋に行ってきた。牛乳屋に世界最古とかあるだって感じだけどあるらしい。
デザインがすごい。店員の無愛想さとギリギリどっこいなくらい可愛い感じ。
特に何があるわけではなく、唯一面白そうなバターミルクすらなぜか知らんがないと言われたので、コップいっぱいの牛乳を飲んできた。なんとなく濃厚な気がしたがまあ牛乳。
ドレスデンはひたすら古い感じの街なのだが、少し外れたところにアート通りなるものがあるので少し冷やかしてきた。
すげえ、って感じではなかったのだが、他の場所とのコントラストもあり意外と楽しめた。ドレスデンでは、女の子が男の子の写真を撮っているのをこの場所も含めて至る所で目にして、国際男子写真デーかなんかだったのかもしれない。
ドレスデンは、クリスマスマーケットとドイツの個人的にはあまり好きではないお菓子のシュトーレンの発祥地で、あるのだがその他にも、eierschecke というたまごケーキの発祥の店がある。なぜか知らんが、席が埋まっている間が入り口のドアが施錠されるため、入れるのか全くわからん状態で路上で待機させられるというストロングスタイルの店だったのだがなんとか侵入に成功した。
めちゃ狭い店内には小さなテーブルが四つしかなく、おっさんが一人で対応しており、ドアが施錠されるのも日本ではあり得ないが、ドイツ的にはまあわからなくもない。
壁とかも色々でこってありメルヘンで面白かった。
セットを頼んだ。卵ケーキとコーヒー、何かしらのリキュールがついてくる。
クリスマス仕様になっている。一人で運営されている店なので、途中で店主がいなくなり客だけで狭い店に残されて少しきまずかった。
いろんな言語でコメントが残されている黒板があったが、レビューを残していったのは日本人だけなのではなかろうか。食べログで調教されているからね。
腹ごしらえはできたので、街の散策を開始した。
まとめ
ドレスデンはなんとなく良いイメージがなかったのだが、クリスマスマーケットは少しメルヘン感があり他とは違ったし、街もカッコよく観光地としては上位に入ってくる。ドイツ国内では現在トップなのではなかろうか。住んでみるとまた違うのかもしれないが、旅行で来る部には進めることができる。大きな街だから英語も通りが良いし。